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松任中プール温水に 水球トップ選手を育成

3/6(月) 2:38配信

北國新聞社

 白山市教委は、水球競技で全国大会優勝や日本代表選手を輩出するなどの実績を上げている同市松任中のプールを温水化した。市教委によると、県内の中学校では唯一の温水プールとなり、冬場の練習環境の整備によって国内トップ選手の育成につなげる。5日に供用が開始され、同校水泳部員が練習に励んだ。

 松任中のプールは、校舎から道路を挟んだ向かい側にあり、長さ25メートル、幅24メートルの屋内プールとなっている。市教委は今年度、屋内プールに機械室棟を増築し、熱交換型ボイラー2台を新設した。通年での利用に備え、上屋の鉄骨にさび止め塗装も施した。

 これまで同校水泳部員らは10月~4月後半にプールの水温が低下するため、徒歩で片道10分ほどの距離にある市松任総合運動公園の温水プールに通っていた。移動の負担に加え、一般利用者がいるため練習に割ける時間やスペースが限られていることが課題となっていた。

 同校水泳部は、女子水球で昨年の全国JOCジュニアオリンピック水泳大会の春季・夏季両大会を制し、男子水球も入賞を果たしている。卒業生の徳用(とくもと)万里奈選手(早大3年)と川本周(しゅう)磨(ま)選手(日体大2年)は日本代表に選ばれている。温水プールの完成に伴い、市教委は五輪代表選手の誕生にも期待を寄せている。

 5日は、水泳部員をはじめ、プールを利用する石川イーグルスや松任ジュニア水球クラブの児童生徒が練習試合に取り組み、水の感触を確かめた。男子部長の笠間栄伸君(2年)は「全国大会優勝を目指し、新しい環境で練習に励みたい」と意気込みを示した。

北國新聞社

最終更新:3/6(月) 2:38
北國新聞社