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【WBC】韓国まさかの初戦延長負けに地元メディア「イチローV打と似たような悲劇」

3/7(火) 11:50配信

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まさかの黒星発進、韓国メディアは敗因どう見た?

「韓国、WBC開幕戦でイスラエルに衝撃の敗北」――。6日に開幕した第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドA組初戦で、韓国がイスラエルに延長10回の末に1-2で敗れた。予期せぬ敗北について、多くの韓国メディアは“衝撃”、“番狂わせ”と伝える一方で、様々な角度から今回の敗因を分析している。

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 各メディアの論調を見てみると、共通していたのが、「イスラエルが予想を上回る強さ」だったこと。

 韓国紙「スポーツソウル」は「イスラエスがスピードで韓国を圧倒。秘訣はマイナーリーグパワー」との見出しで、イスラエルの強さを伝えた。

 同紙は「マイナーリーグの選手が主軸。それもシングルA、ダブルAの選手が多いチーム。それなのに、目立ったのは両国投手のスピードの違いだった。先発のジェイソン・マーキーら、マウンドに上がった6人の投手は150キロ近い速球を駆使していた。一方で、韓国の投手はオ・スンファン(呉昇桓)が唯一、150キロを出していただけだった」と両国投手の仕上がりの違いについて指摘していた。

 さらに同紙で、元プロ野球選手で投手コーチ、解説者も務めるチャ・ミョンソク氏は「全体的に韓国選手の準備不足が否めない試合だった。投手は制球に苦しみ、四球が多かったし、初球でストライクを奪えず、不利なボールカウントから投げる変化球がはまらなかった。それによって投球数も増えてしまった。打者は全体的に相手の変化球に対応できていなかった」と開幕前の調整に不安を残したままだったと指摘している。

「8年かけて繰り返された延長10回の悲劇」と報じたメディアも

 また、韓国スポーツ紙「スポーツ朝鮮」は「実際に大会前からイスラエルをあまりにも格下に見ていた部分があった。メジャーリーガーが多いオランダに比べて、イスラエルについての情報は少なく、数人の実力ある選手を除き、マイナーリーガーが集まったチームの組織力がそこまで完成されていないだろうとの見方が強かった。戦力分析でも敗れた」としている。

 さらに、スポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は1-1の延長10回の場面で、抑えとしてマウンドに上がった元ヤクルトスワローズのイム・チャンヨン(林昌勇)が2点目を献上して敗れたシーンを「キム・インシク(金寅植)-イム・チャンヨン、8年かけて繰り返された延長10回の悲劇」と見出しをつけて報じた。

 同サイトは「8年前の第2回WBCで日本との決勝戦で、10回表にイチローに決勝打を食らい、3-5で敗れた時と似たような悲劇を味わった」と伝えた。

 確かにイム・チャンヨンはすでに40歳で、去年の韓国リーグでの防御率は4点台と低迷していた。抑えの戦力としては一抹の不安があったのは否めず、キム・インシク監督の采配にも疑問が残る。

 いずれにしても、韓国は今日7日のオランダ戦、9日の台湾戦で2連勝しなければ、2大会連続で1次ラウンド敗退が濃厚だ。

キム・ミョンウ●文 text by Myung-wook Kim

最終更新:3/7(火) 11:50
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