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【特集】関西人の食パン愛 そのわけは

毎日放送 3/7(火) 11:18配信

いま食パン専門店がブームになっています。実はここ2、3年の間に関西には20ブランドほどの食パン専門店が誕生していて、この背景にあるのが関西人の食パン愛。実は関西エリアは全国的にみても食パン消費量が多いというデータがあるんです。その理由はいったい何なのでしょうか。

食パン専門店が増えている

「ただいま人気のロイヤルプレミアム焼き上がりましたー!いかがでしょうかー」

大阪・なんばの地下街にあるパン屋さん。店頭に並ぶのは、食パンばかり。食パンの専門店です。安いもので500円から600円。中には1000円の食パンもあります。価格はかなり高めですが…

「前にも買ったことがあって、おいしかったんで」(女性)
「すぐにでも食べたいくらいです。焼きたてなんで」(男性)

こうした食パン専門店が今、大阪を中心に関西で増えています。その先駆けとなったのが…

食パンブームの先駆け

「みぞれまじりの雨が降ってきました。非常に寒い中、長蛇の列ができています。こちら高級生食パンの専門店です」(辻憲太郎解説委員)

大阪・上本町にある「乃が美」です。雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、開店直後から店内は人でいっぱいでした。

「電車乗ってバス乗って」(女性)
Q.どちらから?
「和泉市から」

「雨が降ってるのにタクシーで来て」(女性)
Q.どちらから?
「東大阪」

片手には食パンの入った袋。タクシーの中にもお店の紙袋が…一体どんな食パンなんでしょうか。

「持った感じ、結構ずっしりしてるんですけれども。柔らかいですね、持ってるだけでも中に縮んでいくような。弾力がすごいですね!(食パンの)耳の感覚がないですね耳が…消えた」(辻憲太郎解説委員)

そう、耳まで柔らかい食パンなんです。生地を作る際、温度や湿度で混ぜる速さを細かく調節し、限界までこねて柔らかさを追求します。

「お餅のような」(辻憲太郎解説委員)
「本当にお餅の感じですね」(乃が美総本店 堺繁樹店長)
「これ以上こねてしまうと、べチャッーっと」
「そうです。ダラーっとなってまとまりがなくなってしまうので」

さらに、焼き上げたあとは…焼いたばかりの食パンを扇風機で冷まします。そうするとパン全体にしっとり感が行き渡り、耳まで柔らかい食パンになるのだといいます。

「お客さんがよく『焼きたてをちょうだい』と言われるんですけど、しっかり冷ましてしっとりさせたものをお客様にお出しするというのが、本来のうちの食パンの形ですので」(乃が美総本店 堺繁樹店長)

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最終更新:5/25(木) 15:43

毎日放送