ここから本文です

財産隠し会社代表逮捕 所得税の滞納処分回避の疑い 千葉地検特刑部

3/8(水) 12:40配信

千葉日報オンライン

 所得税滞納処分の執行を免れる目的で現金計約6500万円を隠したとして、千葉地検特別刑事部は7日、国税徴収法違反の疑いで、千葉県習志野市内の土木工事会社「鈴木組」代表取締役、鈴木行夫容疑者(55)=千葉市花見川区=を逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、同社の業務全般を統括していた鈴木容疑者は源泉所得税などを滞納していた会社の財産に対する滞納処分の執行を免れようと、2015年9月上旬ごろから昨年6月中旬ごろまでの間、発注元5社の担当者らに対し、売掛金の振込先を他人名義の普通預金口座に変更する旨を通知し、15年9月15日から昨年6月14日までの間、30回にわたり、5社の担当者に、鈴木組が受注した土木工事などの売掛金計約6500万円を他人名義の2口座に振り込ませて隠した疑い。

 地検によると、鈴木容疑者は国税当局が把握できる正規の口座を避け、富里市内の金融機関に開設された他人名義の2口座に売掛金を隠したとみられる。同法では法人に対する両罰規定を定めており、鈴木組についても両罰規定が適用される見込み。