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ソフトB・サファテがクイックに好感触「不得意なわけじゃない」

3/8(水) 12:31配信

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五十嵐は前進に手応え「今までで1番感じが良かった」

 ソフトバンクの五十嵐亮太投手が、不振脱却への手応えをつかんだ。7日の日本ハムとのオープン戦で、4回から2番手で登板。2イニングを投げ、1安打無失点に抑え、「今までの中では1番感じが良かった。まだ物足りなさは感じているけど」と前進を実感した様子だ。

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 2日のロッテ戦では、無失点ながら、1イニングを投げて3四球を与える大荒れの内容に「収穫なし。毎回違う形で投げている」と苦悩の色を見せていた右腕。この日は先頭の岡を二ゴロ、矢野を見逃し三振に取り、簡単に2死を奪った。横尾には四球、森山には右前安打を浴びたが、市川を空振り三振。5回は西川を三ゴロ失策で出塁させたが、安打は許さず「投げるたびにフォームが違うというは無かった」とした。

 ベテランとはいえ、開幕1軍の座は安泰とはいえず「競争という中で他の投手と比較すると足りない部分がある。球の強さですね」と危機感は消えない。リリーフ陣の一角を担うべき右腕。残り3週間でどこまで状態を上げられるか、注目だ。

 一方、デニス・サファテ投手はこの一戦でオープン戦初のマウンドに。1点ビハインドの9回に登板。150キロを超える真っすぐを軸に、難なく三者凡退に切り「前回よりもボールを低めに集められた。点差は今の時期は関係ない。実際何点差があったかも分からないくらい。打者3人を抑えることだけを考えていた」とサラリと振り返った。

走者なしの場面でクイックで全8球、「不得意なわけじゃない」

 鷹の絶対的守護神だが、この日のマウンドでは、これまでと違う姿を見せた。2死を奪って迎えた岸里の打席。走者はいなかったものの、右腕はクイックで全8球を投じ「今日はどこかでクイックをやろうと思っていた。クイックでも低めに集められた」と納得の表情だった。

 昨季までのサファテは、走者を出しても、足を大きく上げるフォームで投げてきた。150キロを超える球威がある反面、一塁走者には、ほぼ“フリーパス”で盗塁を許してきており「いきなり試合でやるのもあれだし、出来るというのを相手にも見せられるからね。クイックは不得意なわけじゃない。これからも引き続きやっていくよ」という。

 昨季は43セーブを挙げる一方で、喫した7敗は全て同点の場面での登板だった。抜群の安定感を誇る右腕だが、わずかながら、付け入る隙があったのも事実。その隙を限りなく無くすため、新たにクイックも取り入れていく。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:3/8(水) 12:31
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