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【インタビュー】バンドじゃないもん!「自分はまだまだ捨てたもんじゃない、もっと人生を楽しめるって思ってもらえたらいい」

BARKS 3/9(木) 18:11配信

2016年5月にポニーキャニオンより再メジャーデビューを果たして以降、快進撃を続けるバンドじゃないもん!。その勢いをさらに加速して「PERFECT YEAR 2017」として2017年のスタートを切った彼女たちが、待望の1stアルバム『完ペキ主義のセカイにふかんぜんな音楽を?』を3月8日に発売する。GLAYのHISASHIや在日ファンク、ゆよゆっぺ等、曲ごとに豪華な作家陣を迎えているだけでなく、メンバーの作詞曲や代表曲「ショコラ・ラブ」のアンサー・ソングまで、様々なチャレンジが詰め込まれた意欲作について、メンバー6人に話を訊いた。

■「バンドなのか?アイドルなのか?」っていうふわっとした存在であることと
■どこまでも完ペキを求めていけるっていう未来の可能性を視野に入れた
■ポジティブな意味で「不完全」っていう言葉を使っています

──2017年は「PERFECT YEAR 2017」と謳ってスタートを切りましたが、改めてどんなものなのか教えてもらえますか?

鈴姫みさこ(みさこ):本当に文字通りなんですけど、バンドじゃないもん!という存在がやりたいことをやり切って完ペキな1年にしたいということです。音楽も完ペキなCDを出して、完ペキな楽しいライヴをして、完ペキに色んなところにバンもん!の存在を残すという。UFOキャッチャーだったり(「バンドじゃないもん!おもちエイリアンぬいぐるみ」UFOキャッチャーをゲームセンターで展開中)、アニソンがあったり(4月スタート新アニメ『つぐもも』のOPテーマを担当)。

七星ぐみ(ぐみてゃん):それからワンマン・ライヴがあったり。それを、2017年の元旦に発表したんです。でも今発表されているものが夏までのスケジュールで、秋冬までのスケジュールはまだ私たちも知らないんです。

望月みゆ(みゆちぃ):夏も知らないよ?まだ(笑)。春までしか知らない。

ぐみてゃん:ああ、そっか(笑)。だから私たちもこの後「PERFECT YEAR 2017」がどうなるかわからないんです。私たち自身もすごくドキドキしています。

みさこ:現在進行形で完ペキにしていってます(笑)。

──ちなみにメンバーの中で、完ペキ主義な人っているんですか。

みさこ:しおちゃんかなあ~。

恋汐りんご(汐りん):自分の在り方に対しては、完ペキを求め続けています。アイドルとして、恋汐りんごちゃんというものを、理想の恋汐りんごに近づけるために、日々活動をしている感じなんです。でも、ずっと完ペキになりたいんですけど、それが絶対叶わなくて。そこに向かって努力し続けているんですが、まだ不完全な私がずっといるっていう感じですね。だけど理想の恋汐りんごちゃんは完ペキなアイドルで完ペキなヒロインなので、そこに近づきたいと思っているんですけど、このアルバムのタイトルも『完ペキ主義のセカイにふかんぜんな音楽を?』と言っていて。バンドじゃないもん!としても、「バンドなのか?アイドルなのか?」っていうちょっとふわっとした存在であることと、どこまでも完ペキを求めていけるっていう、未来の可能性を視野に入れたポジティブな意味で「不完全」っていう言葉を使っています。

ぐみてゃん:うん、伸びしろ的な。

──バンもん!自体はまだまだ完ペキではなくて、これから完ペキを目指していくわけですね。

みさこ:そうです。このアルバムは完ペキなアルバムなんですけど、まだ進化を残しているという。私、「ドリームタウン」っていう曲を作詞させてもらっていて、(実際に歌いながら)「♪まだ ストーリーの途中さ」っていう歌詞があるんですけど、この歌詞ってさりげなくこのアルバムを表しているというか、バンもん!はまだ続いていくし、未来はまだギラギラに残っているんだぞっていう気持ちです。みんなにとってもそうであってほしいというか、このアルバムを聴いて、「自分はまだまだ捨てたもんじゃないんじゃないかな」「もっと人生を楽しめるんじゃないかな」って思ってもらえたら一番いいかなって。

──アルバム・タイトルはみなさんで話し合って決めたタイトルなんですか?

汐りん:みんなでめっちゃ悩んで決めました。

ぐみてゃん:1人5個タイトル案を出さないと帰れないみたいなのがあって(笑)。でも、このタイトルは結構最初の頃に出ていて、他にも色んな単語を出していたんですけど、最終的にこれになりました。

みゆちぃ:なんか大喜利みたいになってきて(笑)、それを元にどうやって良い感じにしていくかっていうのを考え始めたんです。

みさこ:表記だったり、ハートを付けてみたらバンもん!らしさが出るんじゃないかとか。

ぐみてゃん:カタカナとか、ひらがなとか。

──まず最初に「PERFECT YEAR 2017」というキーワードがあってのことだったんですか。

みさこ:そうです、「PERFECT YEAR 2017」はもう決まっていたので。

汐りん:それに、私たちの所属事務所が「パーフェクトミュージック」で、会社の社是に「完ペキ主義なあなたに不完全な音楽を」という言葉があって、それもあってこうなりました。

──「PERFECT YEAR 2017」が発表された元日には、大桃子サンライズさんが天照大桃子から改名しましたけど、それも完ペキを目指すための一環なんですか?

大桃子サンライズ(ちゃんもも):そうです。「PERFECT YEAR 2017」に備えて、よりポップな感じで行こうと思って。

みさこ:あと、完ペキな画数なんだよね。

ちゃんもも:はい、完ペキな画数にしました。全画大吉で。私の運勢すらも武器にしていこうという。

──バンもん!の「PERFECT YEAR 2017」に向けて、自分が推進力のひとつになりたいという?

ちゃんもも:日の出の年にしよう、ということでサンライズっていう名前に魂を込めました。

──ゆずさんは、自分で伸ばしたいところ、完ペキにしたいところはありますか?

甘夏ゆず(ゆずポン):自分自身というよりも、バンもん!の6人は個性がすごいので、その6人それぞれの個性を突き詰めていった先に、例えばモデルさんだったり、声優さんだとか、みーちゃん(みさこ)は他でもバンドをやっていたり(神聖かまってちゃん)、それぞれの個性で色々なジャンルのところに飛び立った上で、帰ってくるところはバンもん!っていう、本当に最強の6人を目指していける、パーフェクトな1年にしたいなと、ポンは思います。

──みゆちぃさんはベーシストとして今回のアルバムのレコーディングはいかがでしたか?

みゆちぃ:フレーズ的に毎回ヤバいやつがくるのがQ-MHzさんの曲なんですけど(笑)、深夜2時くらいにああでもないこうでもないって言いながらレコーディングをしていました。あとは、「結構なお点前で」でそれぞれのソロパートをもらったところもあって。それとGLAYのHISASHIさんが作ってくださった「君はヒーロー」は本格的なバンドサウンドなので、ライヴでも通して弾きたいなって思っているんですけど、その中でもベース・ソロはすごく素敵なフレーズになっていたので、まるっと弾かせていただきました。こんなに長くておいしい部分というのは初めてなので、すごくチャレンジでもあったし、それを聴いたHISASHIさんが「カッコよかったよ」って言ってくださったので、自信を持ってみんなにお届けしたいと思います。

みさこ:ね、嬉しいよね?HISASHIさんに褒められるのめっちゃ嬉しい(笑)。

みゆちぃ:嬉しいよね!?

みさこ:ドラムも褒めてもらって。HISASHIさんからいただいたドラムのフレーズから、「こうしたらもっとこの曲は盛り上がるんじゃないかな」って、いくつかフレーズを変えながらドラムを録ったら、「良くなってた」って言っていただいて嬉しかったです。

──HISASHIさんは今回のレコーディングがアイドルのプロデュースとしては初ということなんですよね。

みさこ:そうなんです。みんなの歌録りもずっとついていていただいて。しおちゃんが歌を録っているときに、「天使のように歌って」って。

汐りん:天使のように歌いました。

みさこ:聴いたら、本当に「あ、天使だな」って一瞬でわかる感じでした(笑)。でも、ぐみてゃんが録った後に、「どのテイクが良かったですか?」って聞いたら、まさか選択を委ねられるとは思っていなかったらしくて、HISASHIさんが「ピクッ」ってしたらしいですけど(笑)。

みゆちぃ:楽しんでいただけたみたいで、それが一番嬉しかったですね。

みさこ:当日に「こういうのを入れてみたら」ってパートが増えたりとか、すごく柔軟に一緒に曲を作ってくださいました。ストレートなロックですけど、歌詞は言い回しがすごく攻めてるなと。

■日本の文化が注目されているなか世界に向けて発信したいなって
■バンもん!を世界に知らしめるものになったらいいなって思います

──Q-MHzさんの曲が1、2曲目でアルバムの幕を開けますけど、どちらも、ものすごい情報量ですね。

みゆちぃ:そうなんですよね。頭の中で私たちが走り回っているような曲が2曲連続で(笑)。

みさこ:「青春カラダダダッシュ!」はたぶん、1人じゃ歌えなくて6人でどうにか歌える曲だし、楽器のフレーズとかもむずかしい感じだけど、ダンスをあえてキャッチーにしたくて、「YAKIMOCHI」のMVで振り付けしてくださったQ-TARO先生に振り付けしていただいたんですけど、ちょっとエアロビ感のある、お家でこの曲に合わせて踊ったら楽しく痩せられるような振り付けをつけてくださったんです。

みゆちぃ:すごい運動量なんですよ、難しくないのに。

ちゃんもも:曲中で、筋トレっていうかトレーニングにある動きをやっているので。

みさこ:MVになる予定なので、このCDを買って覚えて曲を流しながら一緒にエクササイズしてほしいです(笑)。

ぐみてゃん:ただ、本当にキツい。

汐りん:ライヴで体感してほしいです。

──ゆよゆっぺさんの曲「しゅっとこどっこい」は、ヒップホップ調になるところが面白いですね。

汐りん:“ヤバイラッパー”がやってきます。

みさこ:バキバキだし、ももがよりバキバキにしてくれるようにディレクションしてくれるようにしてくれて(笑)。

ちゃんもも:悪そうな音が入ってたので、悪い笑い声を上から被せたいって言って。

ぐみてゃん:なんか、ニッキー・ミナージュみたいになってる(笑)。

ちゃんもも:ニッキー・ミナージュさんはイメージしていないんですけど(笑)、ヒップホップが好きなので、その気持ちを込めて、ヤバいラッパーになりました。歌詞に「ヤバいラッパーの登場」って自分で言っちゃっているから、ヤバいラップをしなきゃって(笑)。今までバンもん!の曲でラップした中で一番ヤバイフロウでやってみました。

みさこ:悪い感じのラップは今までなかったもんね。

汐りん:確かにね。

みゆちぃ:ヤバいラッパーが来たと思ったら今度は体操のお姉さんが来るからね、この曲。

──曲ごとの個性が全然違いますよね。

みさこ:はい、でもやっぱりバンもん!だなっていう。

ぐみてゃん:色んなバンもん!が味わえると思います。

汐りん:シングルの1曲2曲だとそのときのバンもん!を見せられるけど、アルバムだと、全曲を通してバンもん!というものを表現できるし、「これがバンドじゃないもん!です」っていう名刺代わりのものができたっていうのを、さっきももが言っていて、その通りだなって思いました。

──シングルでリリースした「YATTA!」は、バンもん!が世界に進出したいって思うきっかけにもなったと以前のイベントでおっしゃってましたけど、そういう意味で言うと「結構なお点前で」も海外に発信するのにピッタリな感じの曲ですよね。

みゆちぃ:日本のカルチャーの曲ですね。

みさこ:音楽的な話で言うと、「結構なお点前で」のBメロのところで、ちょっとチャイニーズになるんですよ。世界から見た“ちょっと間違った日本”の感じをドラムで表現していて、すごく上手くいったんですけど、そこのセッティングが一番時間がかかりました(笑)。普段のセットでは使っていないスプラッシュ・シンバルを入れたり、ロート・タムっていう裏の皮がないタムを使ったり。それで間違った日本のイメージを出してアジア代表みたいな顔をしてみました。なおかつ、この曲はみんなのソロ・パートがあってメンバー紹介的な曲でもあるし、面白いバンもん!の全てが詰まっています。

──サビの下降する3連のメロディがすごく印象に残ります。

汐りん:「Magical Magical~」のところですね。

みゆちぃ:すごく耳にも残るし、遊び心が詰まった曲です。

ぐみてゃん:うん、「♪茶茶茶」って。

みゆちぃ:ライヴで楽しめそうだよね。

汐りん:この曲で「Japanese精神(こころ)」って歌ってるわけなんですけど、4月に初めてTVアニメ『つぐもも』OPテーマを担当することになったんです。それと合わせて、日本の文化が今、世界で注目されている中、世界に向けて発信したいなって。バンもん!を世界に知らしめるものになったらいいなって思います。

みゆちぃ:『完ペキ主義のセカイにふかんぜんな音楽を?』のタイトルが世界に向けているんで。日本はもちろん、世界に届くように。音楽はずっと残るから、これが後々大きくなった後に世界に出回る可能性もあるし、そうなっても恥ずかしくないアルバムが出来ました。

みさこ:100年後に、ブラジル人がコピーしたりして。

ゆずポン:あはははは!面白い。

ちゃんもも:でも本当に、最近バンコクの女の子たちが、私たちのすごく完成度の高いコスプレをして、イベントでバンもん!の曲をやってくれてたんですよ。コピーユニットみたいな感じで。

みゆちぃ:楽器もちゃんと持ってやってるんだよね。あれは完成度高かったね。

ちゃんもも:あと、あちらに住んでいるオタクの方々も完成度が高くて、“ジャージャー!”ってMIXを打っていて。日本のオタクみたいな感じでそこも全部コピーされていて、すごいなって。だから世界中のファンの方に会いに行きたいなって思いましたね。

──日本に留まらず、海外でのライヴもしてみたい?

全員:した~い!

ちゃんもも:ワールドツアーをやろうと思っています!

みさこ:逆に、日本のアイドルさんたちがまだ行ってない、アイドルの曲にまったく馴染みのないところに突然バンもん!が行ったらどうなるかドキュメントでやってみたいですね。

ゆずポン:それやりたいね~!

ぐみてゃん:「YATTA!」だったらいけそうだよね。

みさこ:音楽は共通言語ですからね。

──同じパーフェクトミュージック所属のアカシックの理姫(Vo)さん作詞、奥脇達也(G)さん作曲の「ピンヒール」はすごく大人っぽい曲ですね。

みゆちぃ:天才です、天才。

みさこ:良い曲すぎて、「いいのかな~」って思いました。「自分たちの曲にしなくて大丈夫!?うちらにくれて大丈夫!?」って思っちゃいました。

みゆちぃ:それ、本当に思った。

ぐみてゃん:本当にアカシックさんが歌っていてもおかしくないっていうか、アカシックさんの曲なんじゃないかなって思うほどの曲を提供してくださって嬉しいです。

汐りん:達也さんが書いてくれた曲は「White Youth」とか、これまでにもあって、バンもん!っぽくしてくれたというか、アイドル寄りにして作ってくれてたのかなって思ってたんです。今回は本当にそのまんまの感じが来たので、メンバーみんな大好きな曲で、きっとこれはすべての女の子に刺さる曲だと思うので、みんなに聴いてほしいです。

■「素直に生きることが きれいだと知ったんだ」っていう歌詞って
■ここにバンもん!のすべてが詰まっていると思います

──今回は豪華な作家陣による曲、みさこさんの作詞の他に大桃子サンライズさんと七星ぐみさんが作詞をしていますね。それぞれの曲について教えてもらえますか。

ちゃんもも:「強気、Magic Moon Night ~少女は大人に夢を見る~」は、最初全然違う歌詞で提出していて。だけど、コンセプトを聞いて一から書き直して、ちょっとヤンキーな人たちの車でもかかっていそうなアゲソングというか(笑)。バンもん!でやってきた楽曲の中でも一番のEDMになっていて、音がジャキジャキしています。だからそれに見合うようなちょっと強気でセクシーな女の子の曲にしました。私は倖田來未さんとかに影響を受けて育った部分もあるので、そういうイメージもあって。それと私が一番尊敬しているアイドルの曲を作る人がつんく♂さんなんですけど、つんく♂さんの曲の、アイドルにセクシーなことを連想させるような歌詞を歌ってもらうことの趣みたいなものが私は好きなので、そういう意識を持って書きました。歌割りも、「ここはこの子に歌ってほしい」と考えながら同時進行でやっていたので、私がメンバーのこういうところが好きだなっていうところを出せた、メンバーが迫って来るような曲になっています。ファンの方にも喜んでもらえるだろうなって思うし、初めて聴く方にも色んな良さが溢れてるって思ってもらえるんじゃないかな。

──七星ぐみさんは「ロマンティック?テレパシー」を作詞していますね。

ぐみてゃん:「ロマテレ」は、かわいい曲なのでかわいい歌詞にしたいなって思ったんですけど、いままでに自分が作詞をしたのってソロ曲しかなくて。自分の曲ってなると、ちょっと暗い感じの言葉とか、ネガティブな感じだったりキツい言葉が若干多くなっちゃう傾向があって。でもこの曲にはそういう言葉は合わないし、明るくて楽しい曲にしたいと思いました。かわいい言葉をいっぱい使ってわかりやすくしたかったんですけど、一番最初の言葉だけはどうしても「あんたのせい」っていう言葉にしたくて。「あんたのせい」っていう言葉を4回繰り返すんですけど、どうしてもそこが最初に思い浮かんじゃって(笑)。そこからどうやってかわいい内容にしたらいいんだろうって悩みました。

みさこ:でもスパイシー・ゾーンがそれで、楽曲のキラキラ感とかサビのお星さま感とか、そういうシュガー感と相まって女の子のかわいいところが両方詰まってるなって。振り回されたい男子と振り回したい女子に聴いてほしいと思います(笑)。

ぐみてゃん:歌割りも一緒に考えさせてもらいました。バンもん!はサビをみんなで歌う曲が多いんですけど、それをソロで1人ずつサビを歌うのをやってみたくて。最初はサビを全員で歌う歌割りにしてたんですけど、直前に1人ずつ歌うように変えました。バンもん!はみんな声がかわいいと思っているので、そういうところも聴いてもらえたら嬉しいです。

──みさこさんは4曲作詞していますが、ラストの「エンド・レス」について教えてもらえますか?

みさこ:ミナミトモヤさんと大場康司さんという、バンもん!の要になるような曲をずっと作ってくれてたお2人が、改めてこのメジャー1stアルバムっていうタイミングで、アルバムの顔になるような曲を作ってくださったんです。このアルバムって、ぐみてゃんとももがバンもん!用の歌詞を初めて書いたりとか、私は「秘密結社、ふたり。」っていう、ももが書いたセクシーな歌詞とはちょっとベクトルが違う秘密ごとというか、ドキドキするような歌詞を書かせもらったり、「YATTA!」をカバーもしたのもそうですし、本当に色んなチャレンジをしているアルバムだと思うんです。「エンド・レス」は、「ショコラ・ラブ」(1stシングル)のアンサー・ソングなんですけど、バンもん!の曲にアンサー・ソングを作るというのも初めての試み。もともとぐみてゃん発案で「ショコラ・ラブ」のアンサー・ソングをいつか作れたらいいよねっていう話はしていたので、3月にリリースになったタイミングで、やるならここしかないって思ったんです。ミナミさんと大場さんには、「オレがリード曲だ!」っていうくらいの曲を作ってほしいっていう話をして。さらに、「もしできるなら「ショコラ・ラブ」のアンサー・ソングになるような曲を作ってほしい、でもアンサー・ソングにしようとして良い曲にならなかったらそれは嫌だから、それは意識しないで最後まで作ってほしい」って言って出来たのがこの曲だったんです。それで、「ショコラ・ラブ」のコード進行のマイナーなところがメジャーになっていたりキメが同じものだったりっていう音源で、それを受け取ったときに「わかったぞ、伝わったぞ!」って思って(笑)。ハッピーエンドしか浮かばなかったので、ずっとショコラの恋が続いてほしいなと思って書きました。タイトルにもあるように、まだ終わり切ってない恋という曲にして。でも一番意識したのは、「ショコラ・ラブ」を聴いたことがない人にも感動してもらえる、誰にでも届く曲を作ろうということでした。

ぐみてゃん:アルバムの最後はこの曲しかないと思いました。「ショコラ・ラブ」のアンサー・ソングをやりたいというのは私だけじゃなくて、みんなで話していたことなんですけど、バレンタインの曲の「ショコラ・ラブ」のアンサー・ソングとして3月のホワイトデーに合わせてリリースするなら今しかないって。

みさこ:“テンパリング”っていう歌詞は、“テンパる”っていう意味とチョコを作る過程の温度調節作業の“テンパリング”っていう単語をかけていて。「もっともっと熱く恋を続けたいよ」っていう気持を表しています。タイトルの「エンド・レス」にも2つ意味があって、ショコラの告白を受けてやっと出た“最後の答え”という意味の“エンド・レス”と、“終わらない恋”という意味の“エンドレス”をかけているんです。

汐りん:レス(レスポンス)ってこと?

ぐみてゃん:初めて聞いたよ!

ゆずポン:なるほど!

みゆちぃ:知らなかった。

ちゃんもも:聴いたら、みんな泣いちゃうと思います。うちらも練習中にせよレコーディング中にせよ涙が出そうになっちゃったので。

みゆちぃ:うん、わかる!

ちゃんもも:「ショコラ・ラブ」はバンもん!にとってもバンもん!が好きな人全員にとっても、思い入れが別格の伝説の曲みたいな存在だから(笑)。この曲は本当に歌詞カードを見て噛みしめながら聴いてほしいですね。

みさこ:「素直に生きることが きれいだと知ったんだ」っていう歌詞って、すごくバンもん!に通じることだなって。ここにバンもん!のすべてが詰まっていると思います。

──これだけのバラエティに富んだ新曲があると、ライヴの見せ方もより楽しくなりそうですね。

みさこ:ライヴは本当に楽しいと思います!

ちゃんもも:今回のワンマンは、今まで以上に全体的にやりたいなと思っていて。ファンクの曲(「YAKIMOCHI」)とかも入ってきたし、色んな音も入っていたり逆に音が少ない曲もあるし、できればオーケストラのみなさんにも参加していただいて(笑)。生音で聴けたらカッコイイだろうなって。

汐りん:ライヴで楽しい曲が一気にこんなに増えちゃったから、楽しみですね。

みゆちぃ:色んな顔が見れるよね、この1枚だけで。

──最後に、今のバンもん!の夢を教えてください。

みさこ:近い将来の夢は、「Mステ」に出ることです。よりポピュラーになりたいし、それでもキチンとコア層に届く素晴らしい音楽を作れていると思うし、音楽だけじゃなくて色んな窓口で楽しんでもらえると思うから、もっともっと知る機会が欲しいということで、「Mステ」に出たいです。出る!

全員:出る!!

取材・文:岡本貴之

リリース情報
■メジャー1stアルバム『完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を?』
2017年3月8日発売

◆完全限定生産パーフェクト盤(バンドじゃないもん!Shop限定販売商品)
CD+Blu-ray+Tシャツ&豪華ブックレット \10,000+税 / BRCA.00077
◆初回限定盤 CD+Blu-ray \4,000+税 / PCCA.04477
◆期間限定スペシャルプライス盤(通常盤) CD only \2,000+税 / PCCA.04478

CD収録楽曲:
M1:青春カラダダダッシュ!
作詞・作曲:Q-MHz 編曲:Q-MHz
M2:キメマスター!
作詞・作曲:Q-MHz 編曲:Q-MHz
M3:しゅっとこどっこい
作詞・作曲・編曲:ゆよゆっぺ
M4:夏のOh!バイブス
作詞:HIROKI、NAOTO 作曲:NAOTO 編曲:NAOTO
M5:君はヒーロー
作詞 ・作曲・編曲:HISASHI
M6:結構なお点前で
作詞 ・作曲・編曲:DogP
M7:YAKIMOCHI
作詞 ・作曲 : 浜野謙太 編曲:在日ファンク
M8:ドリームタウン
作詞:みさこ 作曲:増田武史 編曲:増田武史
M9:秘密結社、ふたり。
作詞:みさこ 作曲:ムラマサヒロキ 編曲:山岡広司
M10:強気、Magic Moon Night ~少女は大人に夢を見る~
作詞:大桃子サンライズ 作曲:本田光史郎 編曲:橘亮祐
M11:ロマンティック?テレパシー
作詞:七星ぐみ 作曲:鈴木智貴 編曲:出羽良彰
M12:すきっぱらだいす?
作詞:みさこ 作曲:村カワ基成 編曲:村カワ基成
M13:ピンヒール
作詞:理姫 作曲:奥脇達也 編曲:TSUCHIE、奥脇達也
M14:YATTA!
作詞:はっぱ隊 作曲:DANCE☆MAN 編曲: DANCE☆MAN
M15:エンド・レス
作詞:みさこ 作曲:ミナミトモヤ・KOJI oba 編曲:ミナミトモヤ・KOJI oba

Blu-ray収録内容:
(1)ミュージックビデオ集
M1.君の笑顔で世界がやばい
M2.NaMiDa
M3.キメマスター!
M4.気持ちだけ参加します。
M5.夏のOh!バイブス
M6.アイスクリームになりたいの?
(Chou Chou Cream fromバンドじゃないもん!)
M7.シンデレラブルース
(ブルーツインズ from バンドじゃないもん!)
M8.ヒーローズ
(コットンラビッツ from バンドじゃないもん!)
M9.YAKIMOCHI
M10.YATTA!

(2)メイキング盛り合わせ
「YAKIMOCHI」「YATTA!」ミュージックビデオ
&アルバムジャケット撮影メイキング

ライブ・イベント情報
<メジャー1stアルバム「完ペキ主義のセカイにふかんぜんな音楽を?」リリース記念ワンマンライブ>
4月29日(土)大阪・心斎橋BIGCAT
5月14日(日)東京・新木場COAST
※詳細は続報をお待ちください

最終更新:3/9(木) 18:15

BARKS