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【F1】「F1がV8やV10エンジンに戻ることは”国際社会”が受け入れない」とFIA会長が主張

3/9(木) 13:00配信

motorsport.com 日本版

 F1の関係者の何人かは、現在採用しているV6ターボ&ハイブリッドコンセプトを廃止するべきだと考えており、2020年以降のエンジンコンセプトについて、今後数週間以内に協議を開始する予定だ。

【写真】ホンダのV10エンジン、RA004E

 提案のひとつは、より単純なV8エンジンに戻すという案だ。V8エンジンは現在のパワーユニットと同等の出力を発揮できる上、一部のファンが渇望している、”エンジンノイズ”を復活させることになる。

 しかしFIAの会長であるジャン・トッドは、現在の方向性を転換することはできないと述べている。

 トッドはV8エンジンやV10エンジンの復活の可能性について、FIAの雑誌『Auto』の最新号で「社会に受け入れられないだろう」と語った。

「我々は、国際社会によってチェックされている組織を運営しているという責任がある。国際社会はそれを受け入れないだろう」

「実際、もし『10年前のエンジンに戻ろう』といったところで、多くのマニュファクチャラーはそのような動きを支持しないと私は考えている。4メーカーのうち、少なくとも3メーカーはF1から離れると確信している」

「できるだけ多くの競争を保つために、そして投資を保護するためにも、我々には安定が不可欠であると分かっている。毎年新技術に投資することはできない。それは財政的に持続可能ではない。すでに我々はレースのコストについて不満がある。私から見れば、さらなるコストがかかるなんて馬鹿げている」

 F1マシンの環境への影響は最小限に抑えられているが、トッドはそのような懸念には気を配らなければならず、環境に優しいF1を維持する必要があると考えている。

「気候変動や公害が重視される世の中で、我々にはそれに関与する責任があると感じている。パリからニューヨークに飛行機を飛ばすよりも、F1のレース1回の方が環境汚染が少ないのは事実だが、我々は模範でなければならない」

「模範となるために、イメージと違うからといって不必要な汚染を引き起こすことは許されない」

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