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ドキッ! 下着だらけのミュージアム:「アン・ドレスド:ヒストリー・オブ・アンダーウエア」展

3/9(木) 22:14配信

ELLE ONLINE

1月パリで「パリ国際ランジェリー展」が開かれたいっぽう、ロンドンではランジェリーの歴史展が開催中。ヴィクトリア&アルバート博物館で18世紀から現在までのアンダーウエアの歴史に焦点をあてた「アン・ドレスド:ヒストリー・オブ・アンダーウエア」が話題に。「理想の身体とは何か」や「下着とファッションの関係」などを切り口に、18世紀に手作りされた下着をはじめ、様々な形のコルセット、コンテンポラリー・デザイナーたちのコレクションを含め、およそ200点以上の下着が展示されている。知っているようで実は知らない、「アンダーウエア・ワールド」へ、ようこそ。

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19世紀に進化。快適で健やかな毎日のために

肌に一番近いファブリックである下着は、私たちの体を清潔に保ち・快適にし、さらに体の大事なパーツを保護・サポートする役割を果たしている。1880年にドイツ人の博物者グスタフ・イェーガーは、その通気性や体温を一定に保ってくれることや、高温度で洗濯できるという理由から、下着の素材としてウールが一番適していると提唱。1888年には、粗い目のコットン素材であるエアテックスも同じ役割を果たすことから、下着の素材に起用された。

ブラジャーが発明されたのは1890年代に入ってからのこと。それまでは、コルセットが女性の胸部を保護・サポートしていた。コルセットは、姿勢を良くする機能や、内蔵を正しい位置にキープして健康を維持する、医療的な面も持ち合わせていた。

世紀末、理想のボディを追求した女性たち

いつの時代でも、体のコンプレックスをカバーして、美しくファッションを着こなすため、下着は重要な役割を果たしている。コルセットやペチコートは19世紀の女性に愛用され、理想のボディラインを創り出すためのアンダーウエアとして、様々な種類が登場。

英国のプリンセス・ルイーズは、1870年代に大流行したボリューミーなスカートを履きこなすため、スチールのフレームとリネンでできた籠形のペチコートを愛用した。極細な腰を演出するため、19世紀にはサポート・補正効果がより期待出来る、くじらのひげやスチールの留め具などを使ったコルセットも開発された。あまりにもストイックにボディラインを追求するあまり、内蔵の位置がずれてしまい通院する女性も出現したという。

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最終更新:3/9(木) 22:14
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