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沖縄県副知事に富川盛武氏が就任 基地問題の交渉役 専門の経済で「知事支える」

3/9(木) 10:45配信

沖縄タイムス

 沖縄県の翁長雄志知事は9日午前、元沖縄国際大学長の富川盛武氏(69)に副知事の辞令を交付した。翁長知事は「基地問題、産業振興、雇用問題の対応と解決すべき課題は山積している。豊富な経験と知識を十分に発揮してほしい」と期待を込めた。

 富川氏は記者団に対し、「覚悟を決め、引き受けた。基地問題では浦崎唯昭副知事、政策調整官に(就任予定の)吉田勝廣さんと一丸となってスクラムを組み、知事の考えと戦略を支えたい」と意欲を示した。また、専門の経済分野については「沖縄21世紀ビジョン基本計画、アジア経済戦略構想に関わってきた経験を生かす。どんなときでも沖縄振興を滞らせてはいけない」と語った。

 富川氏は、知事公室、総務部、環境部、文化観光スポーツ部、出納事務局、企業局、教育委員会との連絡調整のほか、アジア経済戦略構想を所管する商工労働部を担当する。

 富川氏は1月に副知事を辞任した安慶田光男氏の後任として、名護市辺野古の新基地建設問題など基地問題で政府側との交渉役を担う。内閣府沖縄振興審議会の委員や県アジア経済戦略構想策定委員会の会長を務めた経験から、沖縄振興や経済政策の推進も期待される。

 富川氏は1948年、北谷町出身。琉球大法文学部卒。明治大学大学院修士課程修了。2008年から12年まで沖国大学長、15年から県政策参与。

最終更新:3/9(木) 10:45
沖縄タイムス