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11人に1人が糖尿病 女性特有の初期症状

伊豆新聞 3/10(金) 16:15配信

 女性の11人に1人が糖尿病にかかると言われています。実は女性特有の初期症状があることをご存じですか?

 糖尿病の一般的な初期症状の他に、女性の場合「デリケートゾーンのかゆみ」が特徴的です。糖尿病になると、膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの働きが悪くなり、細胞に吸収されるはずのブドウ糖が血液中に多く残ります。抵抗力も下がるので感染症にかかりやすく、これが尿として排出されると、女性器で雑菌が繁殖しやすくなり強いかゆみの原因となります。また細胞の隅々まで栄養が行き渡らず、皮脂の分泌が減るため、皮膚が乾燥すると肌はかゆくなりやすいのです。

 女性には、妊娠・出産・更年期などのホルモンバランスが変化する時期があり、体の変化やさまざまな症状によりストレスがかかると、血糖値を上げるホルモンが過剰に分泌されることもあります。このような時期は食生活も変わりやすく、摂取する糖分が増えると、糖尿病になる危険性が高まります。特に妊娠糖尿病を患った女性は、そうでない妊婦に比べ、将来糖尿病になる確率が約7・4倍であることが報告されていますので、注意しましょう。

 日本人の2人に1人はがんになると言われており、女性に関わる研究では「糖尿病を発症した患者はそうでない人に比べ、乳がんの発症率が23%高く、死亡率は38%高い」という結果や、「喫煙中または過去に喫煙歴のある女性の糖尿病患者は、糖尿病のない女性に比べ、肺がんによる死亡リスクが80%高い」という報告もあります。

 女性の喫煙と糖尿病はがんと密接に関係していることに驚きますが、伊東市の女性喫煙者の割合は県平均の約2倍と多く(伊東市国保特定健診結果より)、また本人が吸わなくても周囲のたばこの煙が受動喫煙となりますので、糖尿病や女性の健康のために禁煙は大切です。

 この機会に、ぜひ糖尿病や身近な女性の健康について考えてみましょう。健(検)診もお忘れなく!

最終更新:3/10(金) 18:08

伊豆新聞

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