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【森友学園】「役人が自分の判断でするわけがない」その人脈には維新や大物政治家の姿も

3/10(金) 6:00配信

BuzzFeed Japan

森友学園をめぐり、次々と浮かぶ疑惑。関係を否定する政治家たちに対し、Youtubeで反論した籠池泰典理事長。様々なルートが浮かび上がる中でも、注目されるのが大阪で圧倒的な存在感を持つ「日本維新の会」だ。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

BuzzFeed Newsはこれまでの取材をまとめた。

役人が自分の判断でするわけがない

「大阪ではすべてを維新が牛耳っています。あれほど大きな土地取引をするのなら、どこかに絡んでいてもおかしくはない」

BuzzFeed Newsの取材にそう語るのは、土地取引疑惑にいち早く着目し、金額の公開を求める訴訟を起こした豊中市の木村真市議(無所属)だ。

木村市議がこの問題に気がついたのは2016年5月ごろ。この土地はもともと、豊中市が公園用地として購入を希望していた。しかし国との金額交渉が頓挫し、やむなく購入する土地を半分にすることになった。

そこを視察した際、買うことのできなかった残り半分の部分に、「おそろしく復古主義的な小学校」(木村市議)ができることを知ったのだという。

学校をつくろうとしていたのは森友学園だった。日本最大の保守団体「日本会議」と近く、「塚本幼稚園」も運営している。

「工事現場に貼ってあったポスターには、安倍昭恵氏が名誉校長になると書かれていたんです。これは何かあるな、と思って情報公開請求をしたら、こんな真っ黒な資料が出てきたんです」

これが「国有財産売買契約書」。黒塗りになっているのは、金額だけではない。今回、疑惑の中心になっている「ゴミ処理のための8億円引き」を示す契約部分が、すべて真っ黒になっていた。

内容はのちに明らかになった。

「政治家が関わっているなと感じました。今になって取引をめぐる様々な仕組みが明らかになっていますが、このようなギリギリ合法の土地取引のスキームを、役人以外が考えられるはずはありません。しかし、役人が自分の判断でそんなことをするはずもありませんよね」

森友学園は資金繰りに苦労していた。土地購入に関しても当初は借り入れ契約を結んでいたことが、BuzzFeed Newsの取材でわかっている。

だからこそ、木村市議は維新の会と森友学園の関係性を注視している。

「大阪は維新が圧倒的に強く、自民が共産党と手を組むこともある。国政からみたら『ねじれ』のある土地です」

実際、府議会(88議席)では大阪維新の会が42議席を持ち、ほかを圧倒。公明党(15議席)と連立し、過半数を維持している。一方の自民党・無所属の議員団で25人。一野党にすぎない。

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最終更新:3/10(金) 8:38
BuzzFeed Japan

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