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【F1】「今のフェラーリは“見せかけ“。実際にはもっと速い」と跳ね馬復活を警戒するハミルトン

3/10(金) 11:34配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、第2回合同テスト3日目で、合同テスト期間中の総合トップタイムをウルトラソフトタイヤで記録した。

【写真】メルセデスが準備してきた”ダブルT”ウイング

 これまでの7日間の合同テストのうち、フェラーリはトップタイムを3回(ベッテル1回、キミ・ライコネン2回)記録している。一方のメルセデスも同様の3回(ルイス・ハミルトン1回、バルテリ・ボッタス2回)である。

 それでもベッテルは、今季で注目を浴びるのはフェラーリではないと感じているという。しかし、ハミルトンは、フェラーリの潜在的な能力を測るのは難しく、より強力なパフォーマンスを隠し持っていると確信している。

「今のフェラーリは見せかけだ。彼らは今発揮しているペースよりももっと速く走ることができると思う」とハミルトンは語った。

「フェラーリはメルセデスにとても近いだろう。今の段階で、誰が速いのか正確に判断するのは難しい」

「もし(シーズン前と比べて)それほど速くならなかったとしても、フェラーリはかなり近いところにいる。どちらにせよ、僕はレースするのが待ちきれないよ。早く開幕戦が来るといい」

 メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダは、メルセデスが予定していた全てのアップデートを重ねても目標に達せていないことを認めている。

 合同テスト3日目の午前、ハミルトンはベッテルの0.328秒落ちの2位で終え、午後を担当したボッタスはロングランを焦点に当てたプログラムを行なったため、8位で終えた。

「今日(テスト3日目)の午前中は、燃料をわずかに少なくしてアタックできたから良かった」とハミルトン。

「バランス面で作業をし、そして多くの変更を加えたんだ。バルテリにマシンを引き渡す前に、マシンについて多くのことを学んだ」

「予選シミュレーションを少し行なったんだけど、燃料が少ない状態のマシンの感触が良いことがわかって良かった」

「メルセデスはリラックスできない」

 2014年、ターボハイブリッドエンジンがF1に導入されて以来、メルセデスはF1を支配してきた。その一方、昨年のフェラーリは期待していたほどのパフォーマンスを発揮できずに、メルセデスに挑戦することができなかった。

 ボッタスは、シーズン前テストのメルセデスは注目度が高かったか尋ねられると、「答えるのは難しい」と語った。

「僕たちが最前列にいれるとは限らない」

「僕たちはリラックスできたり、快適だと感じられる状態ではいられない」

「冬の間に他のチームが良い進歩を遂げられたのだと思う。僕はフェラーリがかなり強くなったように見える。レッドブルはいつでも驚かしてくる。その他のチームでさえも、僕たちに近づくことができると思う」

「その中でも、フェラーリが安定性があって強くて速いように見える。僕たちは彼らを過小評価してはならないんだ。だから今の時点では『大丈夫。僕たちがナンバーワンだ』と断言することはできないよ」

Mitchell Adam