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ストレスと白髪の関係は? ちまたにあふれるアンチエイジングの真偽

3/10(金) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

10年経てば見た目は明らかに衰える。

「シワ防止クリームを使いましょう! ストレスは禁物!」

【画像付の記事はコチラから】

ちまたには、20歳代から50歳代の女性をターゲットにしたアンチエイジング法や商品があふれているが、専門家によると、こうした手法のほとんどはスキンケアやヘアケアとしてあまり意味がないという。さらに、シワや白髪など、外見の老化の原因に関する「通説」も、間違っているものが多い。

老化の通説の真偽について、世代別に紹介する。

1. 20歳代の小ジワは美容クリームで消える?

通説:アンチエイジングクリームやローションは「時を巻き戻し」小ジワを消す効果がある。

事実: 総合病院メイヨー・クリニック (Mayo Clinic) のスタッフによれば、アンチエイジングクリームやローションは肌の外観にはあまり影響をおよぼさず、多くの場合、ほんの少しの効果しかないという。

では、肌のために何ができるだろうか。まずはダメージを防ぐため、化粧水でかまわないのでしっかり保湿し、毎日日焼け止めを塗っておこう。

2. 30歳代の目の下のクマはクリームで薄くなる?

通説: 30歳代で現れる目の下のクマは、ビタミン配合クリームを塗ると防げる。

事実: 広く知られているように、目の周囲のクマは様々な要因で発生する。老化はその1つに過ぎない。医療ジャーナル『The Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology』に2016年に掲載された論文によると、遺伝子や疲労なども影響する。

老化が関係するのは、皮膚が加齢とともに薄くなり、目の真下の部分の皮膚が顔の他の部分より薄くなるためだ。これによって血管がより目立ち、灰色や紫色に見える。

3. ストレスを減らせば40歳代の白髪は避けられる?

通説::40代で白髪が出始める人が多いが、その主な理由はストレス。

事実:いつ髪の色素が失われるかは、環境でなく遺伝に左右される。

英国皮膚科学会( the British Association of Dermatologists )のニーナ・ゴート(Nina Goad)氏はBBCに対し、「個人の行動では白髪はコントロールできない。それは遺伝子によるものだから」と語った。

ストレスと白髪の関連性を示す実験もあるが、メルボルン大学のロドニー・シンクレア(Rodney Sinclair)教授(皮膚科) は「人間の場合には当てはまりにくい」とコメントしている。

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最終更新:3/10(金) 20:10
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