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【F1】打倒メルセデスを掲げていたルノー、トラブル多発「問題は”拡大”したが、開幕戦までに修正する」

3/10(金) 13:17配信

motorsport.com 日本版

 ルノーは今季、パワーユニットの抜本的な見直しを行ない、メルセデスやフェラーリと同等のパフォーマンスを発揮することを期待していた。しかし、先週行われた1回目、そして現在行われている2回目のF1合同テストで、トラブルが多発している。

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 ルノーのワークスチーム、そしてそのパワーユニットのカスタマーチームであるレッドブルとトロロッソのマシンに問題が発生。特にルノーのジョリオン・パーマーは、午前中にパワーユニットを交換したことで、火曜日の走行時間を失った。

 水曜日にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンにMGU-Kの問題が2件発生し、木曜日には再びパーマーのマシンにエネルギー回生システムのトラブルが起きた。

 ルノーのエンジン担当テクニカルディレクターであるレミ・タファンは、次のように語る。

「我々は2017年シーズンに、全く新しいパワーユニットを投入する。そのため、ERSの求めるところにより、走行距離の制限がある」

「我々はテストベンチでも同じような問題を確認していたが、コース上でこれが拡大してしまった」

「すでに修正に向けた作業が進行しており、我々はメルボルンまでにそれを達成できることを期待している。そして適切なレベルの信頼性を確保してシーズンスタートを迎えたい。ただ、バルセロナでの我々の走行には影響を与えている」

 ルノーF1チームの、このオフの走行距離は、全10チーム中3番目に低い509周にとどまっている。パワーユニットのメーカー別で見ても、ルノー製PUは1274周。これに対してメルセデスは2314周、フェラーリは2171周と、大きく差をつけられている。

 パーマーは「意味のあるデータを収集したり、問題の発生を管理するのは、それほど簡単なことではない」と語る。

「僕らは常に問題を改善しようと取り組んでいる。しかし、大きな修正はヴィリーのファクトリーで行われており、そしてメルボルンではもっとうまく対処できていると思う」

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