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ほたるいか海上観光中止 関係者の見解に食い違い/富山

3/10(金) 22:21配信

チューリップテレビ

 今シーズンのほたるいか海上観光が中止になった問題です。

 観光遊覧船の運航会社がチューリップテレビの取材に応じ、中止の理由について、「『漁協の協力が得られない』と市から説明を受けた」と語りました。

 2年目の運航方法をめぐりそれぞれの見解に食い違いが出てきたようです。
 富山湾に春の訪れを告げるほたるいか海上観光。
 滑川市が観光協会に運営を委託し、滑川漁協の協力のもと行われてきました。
 おととし、これまで使っていた民間業者の船が故障し、市が新たな船を購入。
 これに伴って去年は、運航会社を別の会社から滑川市の運航会社・「シーブライトネス」に変更しました。

 「シーブライトネス」の社長と専務。
 2年目の今年も、シーズンに向けていつでも出航できるよう準備を整えてきましたが、『市から一方的に中止の報告を受けた』といいます。

 「自分が聞いたのは、組合の協力が得られなかったと、漁をするのは漁師なので組合の協力が得られないとできないという話でした」(運航会社・シーブライトネス)

 去年は、天候や海流の影響で欠航が相次ぎ、出航率が低迷。
 過去最低に落ち込みました。
 運航会社は、『これまでも運航方法をめぐり市を通して漁協に様々な提案をしたが、受け入れられなかった』と主張します。

 「網についている時間がながすぎる。発光のときに近づいて、漁師に迷惑かけないように発光ショーみて、おわれば港にもどってもう40人のせて、もうひとつの網をその客乗せていくとか、1台の経費で赤字の補填できる。2時間船の上はきついと、組合長は2時間みせてやりたい。組合長は2時間つけておいてほしい。お客は苦しんでいる。船長なんとかならない?といわれると。みんな40~1時間がいいと提案する。私らの声ではない」(運航会社・シーブライトネス)

 市は、中止の理由について、「観光協会と漁協、運航会社とで出航率の向上や安全運航などについて協議してきたが関係者の合意が図れなかった」としています。

 これに対しては…。

 「4者協議は一度もなくて、4者間で一度会議させていただけないかと、どうしてみんな一緒の会議を一度も開いてくれなかったのか心残り」(運航会社・シーブライトネス)

 事業者と漁協、市などの間にかいまみえてきた溝。
 しかし、なぜ中止になってしまったのかは、依然、闇の中。
 こうした状況の中滑川漁協は10日も「ノーコメント」と詳細について説明を避けました。

チューリップテレビ