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【GP2, F1】GP2がFIA F2選手権に名称変更。F1への”ルート”が明確に

3/10(金) 16:50配信

motorsport.com 日本版

 GP2シリーズは、2017年からFIA F2選手権として、装いを新たにすることが正式発表された。

【写真】2017年スーパーフォーミュラに挑戦する2016年GP2王者ピエール・ガスリー

 この動きは、木曜日にスイスのジュネーブで開かれたFIA世界モータースポーツ評議会で批准された。

 GP2及び下位カテゴリーであるGP3は、FIAが運営していたシリーズではなく、かつてF1を支配していたバーニー・エクレストンが創設に関わり、F1を運営するフォーミュラ・ワングループの大株主だったCVCキャピタル・パートナーズが運営していたシリーズだ。

 GP2が、FIA運営のF2選手権となったことで、ジャン・トッドが2期目のFIA会長に選出される前に掲げていたマニュフェスト通り、F4からF3、F2を経てF1へ昇格するという道筋を作り上げることに成功したことになる。

 フェラーリの元チーム代表であるステファノ・ドメニカリが委員長を務めていたFIAシングルシーター委員会は、過去2年間GP2との合意に失敗し不満を抱いていたが、F1の商業権がCVCからリバティ・メディアに移ったことで、交渉がスムーズに行われるようになったようだ。

 参戦チームは、来週の月曜日に行われるバルセロナでのプレシーズンテストで、シリーズが進む新しい方向性を話し合うことになっていると見られる。

 FIA欧州F2選手権は1967年から84年まで、F1の下位カテゴリーとして開催されていた。2009年には、元F1ドライバーのジョナサン・パーマーが経営するモータースポーツ・ビジョンが中心となってFIA F2選手権が復活されたが、2012年を最後に開催されていなかった。

 GP2はニコ・ロズベルグやルイス・ハミルトンなど、当初はチャンピオンが直接F1昇格していたが、最近のチャンピオンは直接F1に昇格できていない。

 チャンピオンを獲得したドライバーはGP2に継続参戦することが出来なくなるため、GP2の”次のステップ”として、スーパーフォーミュラを選ぶドライバーが増えてきている。最近では、2015年のGP2チャンピオンであるストフェル・バンドーンが来日。2016年のシリーズで2勝を挙げた。そして今年から、マクラーレン・ホンダでF1フル参戦デビューを果たす。

 また2016年チャンピオンであるピエール・ガスリーも、2017年は日本でスーパーフォーミュラに参戦する事になっており、レッドブルカラーに塗られたTEAM 無限のマシンでシーズンを戦う。

Marcus Simmons