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「福島県だからって同じ日本人なのに」東北の声をTOSHI-LOWと聞く

3/10(金) 20:01配信

TOKYO FM+

2011年3月11日から、もうすぐ丸6年が経ちます。
3月9日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、東日本大震災以降、音楽で復興支援活動を続けるBRAHMANのTOSHI-LOWさんをゲストに迎え、パーソナリティのとーやま校長、あしざわ教頭と共に、6年前に震災を体験したリスナーに話を聞いていきました。

今回、直接電話を繋いだリスナー(女性・20歳)は福島県相馬市の出身。現在は大学に進学し栃木県に住んでいます。震災当時は中学2年生で、その日は先輩の卒業式でした。2011年3月11日に彼女が経験したことを話してくれました。

◇◇◇  ◇◇◇
とーやま校長「今は栃木に住んでいるの?」

リスナー「今は春休みなんで福島に帰って来てます」

とーやま校長「相馬にいるんだね。6年前の話を聞いても大丈夫?」

リスナー「大丈夫です。6年前は卒業式だったんで、部活から帰って来て寝てたら震災が起きたんです。テレビをつけたらヘルメット被ったNHKの人が出ていて。一人だったんですごく怖くて、外に出て子供連れのお母さんに話しかけて“一緒に逃げませんか?”って言って高台に行ったんです。だけど、パジャマのままだったから寒くて、家に帰って来たらお母さんに電話がつながったんです。“とりあえず避難所に逃げろ”と言われたので、子供連れのお母さんと一緒に3人で避難所に向かったんです。途中で“津波が来てる。早く逃げて”と言われて、3人で走って逃げたんですけど子どもの靴が脱げたりして……。そしたら東京から仕事で来ていた人が車に乗せてくれたので、別の避難所に連れて行ってもらって家族にも会えました。

とーやま校長「あの瞬間の事は鮮明に覚えてる?」

リスナー「覚えてます。怖かったですね。お父さんが仕事で福島に居なかったので心配だったし、友達は小学校や中学校が海の方だったんでみんな大丈夫かなって思いました。何を持って逃げていいか分からず……」

とーやま校長「そうだよな。初めての経験だもんな。みんなは無事だったの?」

リスナー「学校の友達で、後輩が一人亡くなりました」

とーやま校長「そうか……。もう、6年経つじゃん。今はどういうことを思ってる?」

リスナー「震災のニュースが3月になると増えるけど、自分がいる栃木ではあまり見ないかなって感じます」

とーやま校長「普段からもっと色んなことを知って欲しいとか、伝えて欲しいって思う?」

リスナー「間違った情報を知っている人が多いかなって思います。いじめのニュースも、『福島県だから危ない』とか、『避難してきたからお金を持ってるだろう』とか。同じ日本人なのに、福島県だからっていうだけでそういう風に思われてるんだったら悲しいなって思います」

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最終更新:3/10(金) 20:01
TOKYO FM+