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【F1】メルセデス、”マイナス2秒”を目指したアップデートが機能せず。「厳しい1年になる」

3/10(金) 19:24配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスは、3月7日から始まった2回目のバルセロナテストにアップデートを投入し、”マイナス2秒”を達成するとしていた。しかし、メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダは、このアップデートがうまく機能していないと認めた。

【写真】メルセデスがテストしている”ダブルTウイング”

 2回目のバルセロナテストでも、バルテリ・ボッタスが2日目にトップタイムを記録するなど、メルセデスは常にタイムシートの上位にいる。しかしテスト初日を終えたルイス・ハミルトンは、現時点ではフェラーリが”本命”だとライバルの速さを警戒しており、2日目にはマシンのハンドリングに満足していないことを認めている。

 ラウダは、今回のテストで導入されたアップデートは、チームが期待していたパフォーマンスを生んでいないと語り、プレシーズンテストの最終日に問題の解決に取り組む必要があると認めた。

「個人的には、満足しているわけではない」と、テスト3日目にラウダはドイツのTV局『RTL』に語った。

「いくつかのアップデートが期待していたほど機能していない。だから、明日もそれをテストする必要がある」

「マシンがどのような動きをすればいいか理解するために、さらなる変更を加えなければならない。メルボルンまでに、それらの問題が解決できると信じている」

 ラウダは、昨シーズンは開幕まで楽観的な態度を保っていたと語ったが、今シーズンは前年ほど簡単にはいかないだろうと主張した。現時点では、メルセデスとフェラーリ、レッドブルの3チームが0.3秒以内の近い位置にいると考えている。

 今シーズンの有力チームについて問われたラウダは「現時点では何も言うことができない」と答えた。

「メルセデスにとって厳しい1年になると私は思う。しかし我々はベストを尽くすし、私はなんとかなると思っている」

「最初の3レースで、何かがわかるだろう。その後で、競争力の序列がどうなっているかがわかってくると思う」

「フェラーリとメルセデス、レッドブルの3チームは近いと思う。おそらく0.2か0.3秒以内だ。だから、昨年より差が縮まっているということだ。シーズン開幕を前に、それ自体は素晴らしいニュースだ」

 また、ラウダはチームに新たに加入したボッタスのパフォーマンスに満足している一方で、彼がハミルトンと戦うためにはロングランのペースを改善する必要があると考えている。

「バルテリは、ルイスの予選パフォーマンスにかなり近づいている。彼は今、(ハミルトンに対して)たった0.2秒しか失っていない。それは素晴らしいことだ。しかしながら、彼はロングランでまだ進歩する必要がある。とはいえ、彼は今年がメルセデス初年度なのだ」

「彼はチームに新加入したので、多くの作業をこなさなければならないのは確かだ。これまでのところ、私は彼に大変満足している」

Pablo Elizalde