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【WBC】イタリア、劇的すぎるサヨナラ勝ち! 9回4点差をひっくり返す大逆転勝利

3/10(金) 14:48配信

Full-Count

9回一挙5得点で強敵メキシコ撃破…6発空中戦を制し、番狂わせ演じる

 第4回WBCの1次ラウンド(R)D組は9日(日本時間10日)、イタリアがメキシコと対戦(メキシコ・ハリスコ)し、10-9の逆転サヨナラで白星発進。両軍合わせて6本塁打が飛び交った空中戦で、9回4点差をひっくり返す劇勝を演じた。

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)順位表

 主導権を握ったのは、メキシコだった。

 火をつけたのは、リードオフマンだった。初回先頭。1番キロスが元オリックスのイタリア先発・マエストリから先頭打者アーチを放った。

 その裏に先発ガヤルドが一発を浴びて同点とされたが、3回には再びキロスが1死一塁から右翼へタイムリー二塁打を放ち、勝ち越した。

 今度はNPB助っ人のバットも火を噴いた。4回に楽天の5番アマダーが左中間へ特大ソロ。続くナバーロが右前打、巨人のクルーズが死球、エリザルデが中前タイムリーを放ち、さらに1点を追加。リードを3点に広げた。

 しかし、先発ガヤルドがその裏に捕まった。セゲディンに2ランを浴びると、コラベロにもソロを被弾。3点のリードをフイにし、同点に追いつかれた。

 もう一人のNPB助っ人も意地を見せた。5回。イタリア3番手の両投げ投手ベンディットから死球と2安打で2死満塁。ナバーロが押し出し四球を選んで勝ち越し。左投げから右投げに代わったベンディットから巨人に所属するクルーズが左翼へ2点二塁打を放ち、3点リードに広げた。

 だが、その裏、2番手のサラスが先頭ビュテラにいきなりソロを浴び、2点差に迫られた。

 7回。再び攻勢に出る。2死からアマダーが四球、ナバーロが内野安打、クルーズが四球を選び、2死満塁とすると、8番エリサルデが中堅へ2点タイムリー。NPBの助っ人2人がお膳立てし、リードを4点に広げた。

 しかし、イタリアが9回に信じられない粘りを発揮した。スコアは5-9。メキシコの守護神オズナから先頭のセルベリ、コラベロの連続二塁打で無死二、三塁。さらにリッディが左翼へ3者連続二塁打を放ち、2点を追加した。

 続くビュテラは遊撃正面のゴロだったが、メキシコの巨人クルーズが痛恨のファンブル。マッジが四球を選んで満塁とし、ここでオズナをマウンドから引きずり下ろした。メキシコはベテラン左腕ペレスを投入した。

 それでも、イタリアの勢いは止まらない。ニモが右翼へのタイムリーで1点差に迫り、なお無死満塁。第1打席で一発を放っているアンドレオリが二塁強襲の当たりを放つと、これで一気に2者が生還。大逆転サヨナラ勝ちとなった。スコアボードには「5X」が刻まれた、地元のメキシコファンは静まり返った。

 戦前の評判はイタリアの劣勢とみられていたが、4本塁打を含む12安打10得点打線が爆発。最後は驚異の粘り腰を発揮し、2大会連続の2次R進出へ、これ以上ないスタートとなった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:3/10(金) 16:34
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