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五輪金メダリスト村田諒太が5・20有明でWBA世界ミドル級王座初挑戦!

3/12(日) 5:00配信

THE PAGE

ロンドン五輪金メダリストでWBA世界ミドル級2位の村田諒太(31、帝拳)が5月20日に東京の有明コロシアムでWBA世界暫定ミドル級王者のハッサン・ヌダム・ヌジカム(33、フランス)と同級の王座決定戦を行う方向で調整が進んでいることが11日、明らかになった。

 村田は、2013年8月にプロ転向して以来、無傷の12連勝中だったが、ミドル級は世界のボクシング界が最も注目を集め、ビッグマネーが飛び交う階級だけに軽量級と違い世界ランキング上位に入っていても世界戦の実現は難しかった。

 当初、WBO世界ミドル級王者のビリー・ジョー・サンダース(英国)に照準を絞って交渉を続けていたが難航。WBAスーパー王者で、WBC、IBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)対WBA正規王者のダニエル・ジェイコブス(米国)の統一戦が、3月18日にニューヨークで行われるが、この試合後、WBAの正規王座が、スーパー王座に吸収される形で空位となるため、暫定王者で同級1位のヌジカムと、同級2位の村田の間で王座決定戦が行われる方向で固まったものだ。

 日本でのミドル級での世界戦は、2002 年10月10日に両国で行われたWBA世界ミドル級王者ウィリアム・ジョッピー対保住直孝以来、実に15年ぶりとなる。現在、世界のボクシングマーケットのトップにあるミドル級の世界戦が日本開催されるのも驚愕の快挙だ。 

 ヌジカムは、35勝(21KO)2敗の戦績を誇る村田と同じくアマエリート。2003年の世界選手権のミドル級で優勝、アテネ五輪ではベスト8止まりだったが、五輪後にプロ転向し、2010年にWBA世界暫定ミドル王座を獲得した。2012年にはWBO世界ミドル級暫定王座を獲得、正規王者のディミトリー・ピログがケガをしたため正規王者に昇格した。

 同年10月には、ピーター・クイリン(アメリカ)と指名試合を行い、6度のダウンを喫して、大差の判定負け。その後、2015年に、IBF世界ミドル級1位として同級4位のデイビッド・レミュー(カナダ)と、同級王座決定戦を行ったが、また4度のダウンを喫して判定負けしていた。
 昨年は、プロが解禁されたリオ五輪に母国のカメルーン代表として出場するという異例の行動を起こしたが、ライトヘビー級での出場で1回戦敗退。12月にWBA世界ミドル級暫定王者のアルフォンソ・ブランコに挑戦して、1回22秒に右の拳をまるで斧のように打ち下ろすパンチ一発で衝撃のKO勝利。4年ぶりにWBA世界ミドル級暫定王座に返り咲いていた。

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最終更新:3/12(日) 7:17
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