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亀田和毅 国内復帰戦で圧勝 兄・興毅氏“聖地”の大拍手に感激

東スポWeb 3/11(土) 16:45配信

 亀田三兄弟の三男で元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(25=協栄)が10日、東京・後楽園ホールで国内復帰戦を行い、マイク・タワッチャイ(31=タイ)に判定3―0で勝利した。

 国内では約3年3か月ぶり、聖地・後楽園ホールでは初の試合。この戦いでは和毅の試合ぶり以外にも注目を集めたことがあった。聖地にはコアなボクシングファンが集まる。長らく“ヒール”だった「亀田家」の登場となれば、ブーイングや容赦ないヤジが浴びせられることが懸念されていた。ところが…興毅氏(30)、大毅氏(28)と2人の兄に挟まれる「亀田トレイン」で入場した和毅は、満員の観衆に拍手で迎え入れられた。

 試合でも、和毅が6回に右ストレートをタワッチャイのあごにヒットさせてダウンを奪うと、大歓声。その後はひたすら守りに徹する相手をKOすることはできなかったが、最後まで攻め続ける姿勢には大きな声援が飛んだ。和毅は声援に感謝しつつ「日本で多くの皆さんにベルトを巻く姿を見てほしい」と、タイトル奪取を誓った。

 この意外な(?)大歓声についてトレーナーの興毅氏は「素直にうれしかったですよ。3年3か月ぶりの日本で…。選手にとってもいい感じですよね」とポツリ。さらに「みんな、和毅が真摯に取り組む姿を見てくれていたからじゃないですか」と理由を分析した。

 実際、和毅はメキシコを中心に生存競争が激しい海外で腕を磨いてきた。世界王座を奪取したのもフィリピンだ。日本で試合ができなくなったのも、大毅氏の世界戦での“負けても防衛”騒動のためで、和毅には責任がなかった。主戦場の日本で何かとトラブル続きだった兄2人と違い、ファンには和毅への“アレルギー”がなかったのかもしれない。ヒール脱却を果たした和毅がこの波に乗って、宣言通りの2階級制覇を達成できるか。

最終更新:3/11(土) 16:45

東スポWeb