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ケン・ローチ映画、格差社会救う基金を設立

3/11(土) 7:00配信

Lmaga.jp

イギリスの名匠ケン・ローチ監督が、世界で拡大しつつある格差や貧困をテーマに、引退宣言を撤回して挑んだ映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』。そのメッセージに賛同し、上映権を保有する「バップ」と「ロングライド」が、「ダニエル・ブレイク基金」を設立。入場者1名につき50円を寄付するという。

これまで、労働者階級にスポットを当てた映画作りをしてきたケン・ローチ監督。映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』は、妻に先立たれた59歳の男の物語だ。突然、心臓病に襲われたダニエルは、国の援助を受けようとするが、理不尽かつ複雑な制度が立ちはだかり、援助を受けることができない。しかし、偶然出会ったシングルマザーと子どもたちとの交流から、生きる希望を取り戻していくが、やはり厳しい現実が彼らを追い詰めていく。本作は、『第69回カンヌ国際映画祭』でパルムドール(最高賞)を獲得した(ケン・ローチは2度目の受賞)。

今回設立された「ダニエル・ブレイク基金」は、日本での公開によりもたらされる収益の一部を、日本でダニエルと同じような境遇に苦しむ人々を援助する団体に助成金として支払う。観客は、映画を鑑賞することでチャリティに参加する仕組みとなる。本作は3月18日より公開される。

最終更新:3/11(土) 7:00
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