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【WRC】メキシコ3日目:シトロエン首位を堅持。トヨタは昨日のトラブル解消し、最終日へ臨む

3/12(日) 20:27配信

motorsport.com 日本版

 ラリー・メキシコ3日目、シトロエンのクリス・ミークが再びトップタイムを記録した。

【動画】ハイライト:WRC第3戦ラリー・メキシコ デイ3

 トヨタ陣営は、ヤリ-マティ・ラトバラが昨日から順位を上げて6位、一方のユホ・ハンニネンは7位で3日目を終えた。

 3日目の午前(SS9~SS11)は、SS9とSS10でヒュンダイのダニ・ソルドがトップタイムを記録した。しかし彼は、2日目終盤でステージを完走することなくサービスに戻ったことが原因で5分のペナルティを受けているため、SS10終了段階でもトップ10圏内に復帰することができなかった。

 SS11はヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録したが、SS10とSS11を2位で通過したミークがラリーをリードした。

 午前の段階で、ラトバラがハンニネンとのギャップを縮め始め、2日目の段階で1分以上あったふたりの差は42秒に縮まった。またラトバラは、SS11の走行中に岩に接触したせいで左リヤタイヤをパンクさせたが、それでもハンニネンに0.2秒差つけてそのSSで7位になった。

 午後(SS12~SS17)も、ミークは安定した走りでラリーをリード。そのミークを追うオジェはSS13でスピンを喫し、10秒のロスタイムを被った。

 しかしこの日、ミークとオジェは別々のタイヤ戦略をとっており、ソフトタイヤを多く持ち込んだオジェは、ミークよりペースがよかった。そのためSS13終了時に39.5秒あったふたりのギャップは、30.9秒に縮まっている。

 3位にヌービル、4位にオット・タナク(Mスポーツ)が続き、5位にヒュンダイのヘイデン・パッドンだ。ヒュンダイ勢はタイヤの性能劣化に悩まされ、思うようにタイムを伸ばせていない。

 6位のラトバラは、トヨタがエンジンとタイヤのテストを行なっていることを認めている。また彼は、昨日の走行で悩まされたオーバーヒートのトラブルは解決されたと明かした。

 3日目走行後のラトバラは、TOYOTA GAZOO Racing Newsに次のようにコメントを寄せた。

「昨日発生したエンジン温度上昇の問題をエンジニアとメカニックが解決してくれたおかげで、今日は1日を通してクルマの調子が良く、昨日よりもエンジンのパワーを上げて走ることができました」

「ただし、タイヤの選択については正解ではありませんでした。午後は雨が降ると予想してソフトタイヤを選んだのですが、結局雨は降らず、タイヤが路面に対して柔らかすぎたため、摩耗が進んでしまったのが残念でした」

「明日の最終日は現在の順位を守り、パワーステージでも良い走りをしてなるべく多くのポイントを獲得したいと思います」

 一方のハンニネンは3日目で体調を崩しながらも、ラトバラの0.7秒差で総合7位につけた。

 現地時間12日に行われるラリー・メキシコ最終日は、SS18(全長32.96km)とSS19(全長21.94km)で争われる。