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【WBC】侍と対戦のオランダ、強みは“絆”と4年間の成長「間違いなく13年よりいい」

3/12(日) 17:29配信

Full-Count

内野はメジャーのスター選手揃い、4年前には同じ2次Rで日本に2敗も…

 野球日本代表「侍ジャパン」は12日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド初戦・オランダ戦(東京ドーム)に挑む。1次ラウンドを3連勝で突破したが、2次ラウンドは強敵ぞろい。内野にメジャー球団のレギュラー選手をずらりと揃えるオランダは、レッドソックスのザンダー・ボガーツ内野手、オリオールズのジョナサン・スクープ内野手、ヤンキースのディディ・グリゴリアス内野手らが、4強入りした2013年の第3回大会から大きくレベルアップしたと自信をのぞかせている。

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)順位表

 今大会のオランダ野手陣は“超豪華“といえる布陣となっている。二塁のスクープは昨季メジャーで全162試合に出場し、25本塁打をマークした。三塁のボガーツはレッドソックスの主軸として15年に196安打で打率.320、16年は192安打で同.294を記録。昨年は自身初のオールスターにも選出された。そして、グリゴリアスは15年にダイヤモンドバックスからヤンキースに移籍し、デレク・ジーターの後釜としてショートのレギュラーに定着。元々、定評のあった守備に加え、昨年は打率.276、20本塁打と打撃も開眼し、メジャー随一の名門球団で確固たる地位を確立している。

 また、センターのジュリクソン・プロファー(レンジャーズ)は超有望株として期待されながら怪我に苦しんできたが、昨年ようやく本格復帰。今季は活躍が期待されている。

 ボガーツ、グリゴリアス、プロファーはいずれも遊撃が本職だが、オランダ代表のレギュラーはアドレルトン・シモンズ(エンゼルス)。ハイレベルなメジャーの中でもナンバーワンの守備力を誇るショートと言われており、今大会はボガーツが三塁、グリゴリアスがDH、プロファーがセンターに回っている。それだけ豪華なメンバーが揃っているということになる。

4年間でMLB球団の主力に成長「自信や余裕が生まれて、成熟してきた」

 主力のほとんどがカリブ海のオランダ領キュラソー島出身。ボガーツは「長い間一緒にやってきたし、子供の頃から知っている。メジャーに行く前からお互いを見ている。仲がいいことから生まれる自信はあるよ」と、“絆”の深さが強みになっていると明かす。スクープも「お互いをよく知っている。コンビネーションもいい。みんなの癖も特徴も知っている」と話した。

 初のベスト4進出と躍進した前回大会では、ボガーツやスクープらがまだブレークする前で、マイナー組織の超有望株として参加していた。だが、この4年で大きく立場は変わり、メジャー球団で中心選手となった。日本は2013年に同じ2次ラウンドでオランダに2勝したが、当時と全く違うチームになったと言える。

 ボガーツは「正直、僕たちはすごく成長してきた。4年前はまだ若かった。メジャーリーガーになって、4年後に再び日本と2次ラウンドで対戦し、チャレンジ出来るなんて信じられないよ。成長したことが間違いなく僕たちを助けてくれるはずだ」と話し、スクープも「2013年を思い出すと、すごく緊張していたし、ナーバスになっていた。今は経験を積んで、チーム全体が大人になった。自信や余裕が生まれて、成熟してきた。間違いなく2013年よりもいい選手になった」と自信を見せた。

 1次ラウンドA組はイスラエルが3連勝を飾ったが、オランダは日本にとって間違いなく難敵。4年前のように勝つには、バリバリのメジャーリーガーたちを投手陣が抑える必要がある。厳しい戦いが予想される第1戦に大きな注目が集まる。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:3/12(日) 17:29
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