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発酵の魅力5万人満喫 蔵元で試飲や見学 酒蔵まつり /千葉・神崎

3/13(月) 11:42配信

千葉日報オンライン

 千葉県神崎町で12日、新酒の試飲などができる町内最大級のイベント「発酵の里こうざき酒蔵まつり2017」が開かれた。創業300年以上を誇る二つの老舗蔵元を舞台に、町人口の8倍となる約5万人が訪れ、かつて酒造業で栄えた町の魅力を満喫していた。

 イベントは「鍋店」の神崎酒造蔵と「寺田本家」が、それぞれ独自に開催してきた催し「仁勇蔵祭り」「お蔵フェスタ」に合わせ、8年前から町を挙げて実施している。町に伝わる発酵食文化の魅力を多くの人に知ってもらうのが目的だ。

 鍋店の大塚完社長(61)は「今年のテーマは、かんをつけた酒の味わいを体験してもらうこと。ぜひ飲み比べてほしい」。寺田本家の寺田優社長(43)は「祭りを通して、神崎の魅力や楽しさをもっと知ってもらえたら」と語った。

 両蔵元での搾りたての新酒の試飲会や、普段は立ち入ることができない酒蔵の見学会などが人気。また多くの出店が立ち並んで一部歩行者天国になった国道356号(旧道)沿いも人であふれた。

 夫婦で訪れた習志野市の会社員、丸山恭史さん(51)は「大好きなお酒が飲める素晴らしいイベント」とにっこり。微生物の発酵熱を利用した酵素風呂の足湯を体験した都内の牧範子さん(51)は「足湯は自然の力だし、酒造りも昔ながらの作業。それを継承していて感動した」と話した。