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【WRC】メキシコ最終日:シトロエンが今季初優勝。6位&7位のトヨタ、トラブルに見舞われながらも初グラベルを完走

3/13(月) 10:25配信

motorsport.com 日本版

 WRC第3戦ラリー・メキシコは、シトロエンのクリス・ミークが勝利。トヨタはヤリ-マティ・ラトバラが6位、ユホ・ハンニネンが7位で、イベント上で最も困難なラリーになると予期されていた初のグラベルラリーを完走することができた。

【動画】最終ステージで一般の駐車場を彷徨うクリス・ミーク

 ミークは3日目の段階で2番手のセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)から40秒以上のリードを築き、最終日を迎えた。

 しかしミークは最終ステージでコースオフしたため、彼の今季初優勝は一瞬危ぶまれたかのように見えた。ミークはギャラリー用の駐車場を彷徨ったのだ。彼は20秒程度をここで失ったが、無事にコースに復帰することができ、フィニッシュラインまで駆け抜けた。最終的にはオジェとの差は、13秒余りにまで縮まっていた。ミークは初日を2位で通過して以降、ラリーをリードし続けたが、ゴール寸前で勝利を失うところだった。

 Mスポーツとヒュンダイ、またトヨタはラリー・メキシコでマシントラブルに見舞われたものの、ミークのシトロエンC3にトラブルが発生することはなかった。

 オジェは、最終日にもスピンしてしまった。彼は3日目の午後にもスピンしており、そのロスタイムは3日目の間に解消できたものの、最終日のスピンによる10秒のロスタイムを挽回する手立ては彼になかった。しかし彼は2位に入賞したことで、年間ポイントで再びトップに返り咲いた。

 ヒュンダイのティエリー・ヌービルは、2日目に燃料フィルターのトラブルに悩まされ、3日目の午前のステージではクラッシュしている。彼は最終日にようやく、何事もなくラリーを完走することができた。ヌービルは今季初の完走を果たし、3位に入賞。またパワーステージでトップタイムを記録したことでボーナスの5ポイント獲得している。

 4位のMスポーツのオット・タナクは、今季初めて表彰台から外れた。5位にはヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)が続いた。

 6位のラトバラは、2日目にエンジントラブルに見舞われたのと、走行順のせいで綺麗な路面を走行することができなかったため、トップから2分以上の遅れをとってしまった。

 ハンニネンも3日目に体調を崩してしまっていたが、ラトバラに次ぐ7位でラリーを完走した。

 ヒュンダイのダニ・ソルドは多くのハプニングに見舞われたものの、入賞圏内に復帰することができた。彼は同僚と同様に燃料フィルターのトラブルを抱えた。また、2日目終盤のステージを走行せずにサービスに戻ったためタイムペナルティを与えられ、1度はトップ10から外れてしまっていた。

 Mスポーツのエルフィン・エバンスは、イベント前のエンジン交換によってタイムペナルティを受けたものの9位と健闘。SS15とSS16ではトップタイムを記録している。

 10位にはWRC2クラスのポンタス・ティデマンド(シュコダ)が入賞した。

Jack Benyon