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改めて考えてみる「ポルシェの4ドア論」パナメーラ 4E ハイブリッド 試乗レポート

3/13(月) 20:10配信

オートックワン

ポルシェは2ドアよりたくさんの4ドアモデルを造ってるって、知ってた!?

「ポルシェは世界最大のスポーツカーメーカーって知ってた?」

まるで“ぐっさん”が登場する不動産会社のCMみたいですが、この質問にはきっと多くの皆さんが「知ってた!」と答えるでしょうね。

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では次の問題。

「いまやポルシェは2ドアモデルよりたくさんの4ドアモデルを造っているって知ってた?」

どうですか? どこからともなく「えー、うそー!」という声が聞こえてきそうですが、これは紛れもない本当の話。

セールス好調なSUVのマカンやカイエンのほか、スポーツサルーンのパナメーラをラインナップするポルシェは、いまでは911、718ボクスター、718ケイマンといった2ドア モデルよりも多くの4ドア モデルを生産しているそう。

そんなワケだから、ポルシェが販売されている多くの国々では「2ドアより4ドアのほうが人気」なのだけれど、日本は、911に代表される2ドアモデルのほうがたくさん売れている例外的な国のひとつだと以前聞いたことがあります。もっとも、マカンの大ヒットでこの状況も変わっちゃった恐れはありますが・・・。

4ドアモデルであっても「さすがポルシェ!」な味わいがある

前置きが長くなりましたが、私がここで力を込めて申し上げたいことがあります。

確かにポルシェの4ドアモデルは世界中でよく売れているけれど、それは世のSUVブームに乗っかった安易な販売戦略によるものではなく、たとえ4ドアモデルでも「ああ、さすがポルシェ!」と言わせるような完成度の高さがあるから引っ張りだこになっているのであります。

それは4ドアサルーンのパナメーラにしても同じこと。ただスタイリングがなんとなく911に似ているから売れているワケではなく、乗ればしっかりと「やっぱりポルシェだなあ」と感じる味わいがある。だから人気なのです。

新プラットフォーム”MSB”を採用し生まれ変わった2代目パナメーラ

これは昨年2016年、二代目に生まれ変わった新型パナメーラについても同じことがいえます。

何を隠そうポルシェはフォルクスワーゲン(VW)グループの一員。したがってそのプラットフォームをどうするかもVWグループ全体の戦略に組み込まれているのですが、同じVWグループのアウディA8がどちらかといえば前輪駆動主体のMLBエボというプラットフォームを使うのに対し、ポルシェはMLBエボよりもはるかにエンジンを後方に積んでスポーティなハンドリングを可能にするMSBというプラットフォームを独自に開発。これを新型パナメーラに採用したのです。

だからその走りは軽快そのもの。

先ごろ南アフリカで行われた国際試乗会ではパナメーラ ターボとPHV(プラグインハイブリッド)モデルのパナメーラ 4E ハイブリッドをドライブするチャンスがありましたが、まるで先代よりもボディが軽くなったんじゃないかと錯覚するくらい、ケープタウン周辺のハイウェイやワインディングロードを気持ちよく走ることができました。

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最終更新:3/13(月) 20:10
オートックワン