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【F1】ウェーレイン「メルセデスに行けなかったのは経験不足のせい」

3/13(月) 12:29配信

motorsport.com 日本版

 ザウバーのパスカル・ウェーレインは、自身の経験が足りず、メルセデスのシートを獲得するための条件を満たせなかったと語った。

【写真】RoCでの怪我から復帰し、2回目の合同テストに参加したウェーレイン

 今シーズンからザウバーのドライバーに就任したウェーレインは、昨年F1を引退したメルセデスのニコ・ロズベルグの後任候補に挙がっていた。ウェーレインはメルセデスのジュニアドライバーでもあり、メルセデスからドイツツーリングカー選手権(DTM)にも参戦し2015年には最年少でタイトルを獲得している。

 マノーからF1にデビューしたウェーレインにとって、ロズベルグの引退は彼がトップクラスのシートを得る絶好のチャンスであった。しかしウェーレインは、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフが、自身の起用を時期尚早だとして躊躇していたと明かした。

 ウェーレインは、「彼の話した通りだ」とウルフとの話し合いについて語った。

「僕の1年の経験では(メルセデスのシートを獲得するには)十分じゃなかった。もう明らかなことだよね」

「彼は『君はもっと経験を積んだ方がいい。1年では足りない。特に2年目は、ドライバーが大きな進歩を遂げる時期だ』と話した」

「メルセデスは、十分に準備ができていて、自分の限界を突き詰めているパーフェクトなドライバーを求めていた。僕もそこに達することはできるはずだけど、経験がないせいで現状の僕はそこまで達していない。これは明らかなことだ」

 しかしウェーレインは、メルセデスの求めるドライバーには当てはまらなかったものの、オファーが来たら断ることはなかったと話した。

「もしそこにチャンスがあれば、それを掴まなければならない」

「でも僕では十分じゃなかった。もちろん1年の経験では自分の限界には届かないし、いくつかミスも犯すことになるだろう」

「経験がないから、間違った方向でセットアップを決めてしまうこともあるかもしれない」

「F1で5年かそれ以上の経験があっても、ミスを犯すことは普通のことだ。ただその回数は、1年しか経験のない僕よりも少ないだろう」

「自分が決められることではない」

 メルセデスでシートを得ていれば、上位でレースをするチャンスを手にしていたはずのウェーレインだが、バルテリ・ボッタスがシートを得たことに大きく失望しているわけではないと話した。

「僕は何人かいる候補の中のひとりであって、可能性のあったドライバーの中のひとりだった、ということをわかっている。でもそのことは重視していなかった」

「僕が決められることじゃなかった。だからトレーニングに集中して、シーズンに向けて自分のやるべきことをしっかりやり、決定が下されるのを待っていた」

Jonathan Noble