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「ニュース女子」制作会社が検証動画 沖縄ヘイトとの批判に反論

3/14(火) 6:47配信

BuzzFeed Japan

「沖縄の基地反対派は日当を得ている」などと報じて批判を受けたTOKYO-MXTV「ニュース女子」。3月13日に検証動画が公開された。制作会社が独自に作ったものだ。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

タイトルは「ニュース女子特別編 マスコミが報道しない沖縄 続編」。3月13日午後11時からYoutube上で公開された。

番組に対するさまざまな批判を受け、制作を担うDHCシアターが独自に動画を作成した。MX側はこの放送を認めず、インターネット上のみの公開となった。

まず、経緯を振り返る。

問題となった番組は、1月2日放送の「沖縄・高江のヘリパット問題はどうなった?過激な反対派の実情を井上和彦が現地取材!」。基地建設に抗議している人たちに日当が支払われているなどと報じた。

根拠は2つ。市民団体「のりこえねっと」が現地の様子を発信する「市民特派員」を募集し、その往復飛行機代として5万円を負担すると書いたビラ。もう一つは「現場で拾った」と説明する2万円と記された茶封筒だ。

番組では、反対派の人たちを「テロリスト」「犯罪者」と表現し、「のりこえねっと」共同代表・辛淑玉さんを「反原発、反ヘイトスピーチを職業的にやっている。隙間産業ですね」と名指しで批判した。

スタジオトークでは男性陣が笑いながら話すなど、あからさまに馬鹿にする様子が散見された。

だが、市民特派員への往復飛行機代と日当との関係は不明確、のりこえねっとへの取材もなく、また、現地取材と言いつつ、「危険」という理由で、反対運動の約40キロ離れたところからリポートしていた。

こうしたことから報道姿勢に批判が集まったが、MXやDHCシアター側は「虚偽はなかった」「基地反対派の言い分を聞く必要はない」などとしていた。

のりこえねっと共同代表の辛淑玉さんは1月27日、BPOへの「人権侵害の申し立て」をし、すでに審議入りしている。

今回の検証番組について、DHCシアターは「今回は1月2日に放送した当番組がBPO審議入りしたことを受け、地上波では放送いたしません」としている。

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最終更新:3/14(火) 8:43
BuzzFeed Japan