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千葉の匝瑳市議会、再び流会 今後は再度招集か専決に

3/14(火) 12:00配信

千葉日報オンライン

 議長の進退を巡り対立が続く千葉県の匝瑳市議会は臨時議会開会日の13日、議長に反発する議員の欠席により出席議員が議員定数(20人)の半数に達しなかったため開会できず、3月定例議会に続き再び流会となった。同市は今後の対応について、臨時議会を再度招集するか、招集せず専決処分するか早期に判断する。

 同市では昨年12月の定例議会最終日に、栗田剛一議長への不信任決議が可決。決議に法的拘束力はなく、栗田議長は辞職を拒否。これに反発した多くの議員が議場に戻らず、議長による閉会宣告がないまま自然閉会していた。

 3月定例議会は反発する議員の欠席により定足数に満たず流会。臨時議会の招集を受け開かれた10日の議会運営委員会では、栗田議長と、反発する委員は双方話し合いに応じる姿勢を見せたが、時期について意見の隔たりがあり、溝が埋まらなかったという。

 栗田議長は「(議会に)出てきてくれれば(話し合う)方法はある」などと話す。出席した浅野勝義議員は「議会への出席は議員として最低限の責務」と欠席議員を批判した。

 一方、欠席した川口健男議員は「議長には常識的な対応をしていただけていない」と反発。苅谷進一議員は「事前の話し合いを求めたが拒否された」とした。

 太田安規市長は今後の対応として、臨時議会の再度招集か、招集せず専決処分するか判断するという。太田市長は13日、「新年度の予算執行などで市民生活に影響しないように対応したい」とした上で、「臨時議会を開くには、一両日中には腹を決めないといけない」と説明した。臨時議会が再度招集された場合、定足数に満たなくとも開会できるという。