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デヴィッド・ボウイ、幻のライブ音源と激レア・プロモ音源をレコード・ストア・デイにリリース

3/14(火) 17:01配信

RO69(アールオーロック)

主に自営レコード店の振興キャンペーンとして10年前から始まったレコード・ストア・デイだが、今年開催される4月22日に向けて今回もさまざまな特別リリース企画が明らかになっている。

もともとアメリカで始まり、その後、イギリスやヨーロッパ各国や日本でも開催されているが、今年はデヴィッド・ボウイの希少なライブ音源が作品としてレコード・ストア・デイにリリースされることをパーロフォンが明らかにしている。

ボウイは2002年の『ヒーザン』から自身のレーベルのISOを設立し、ソニー・ミュージックのコロムビアからリリースし、以降の作品もそれを踏襲しているが、それ以前のカタログについては一括してEMIのものとなり、その後EMIが吸収解体されたため、いったんユニバーサルを経てワーナー傘下のパーロフォンがレーベルとなっている。

今回リリースされるのは1974年9月に行われたロサンゼルスでのライブ音源『Cracked Actor (Live in Los Angeles 1974)』で、ダイアモンド・ドッグス・ツアーからの音源となる。これまでこのツアーからは『デヴィッド・ボウイ・ライヴ』となった同年7月の公演の音源がよく知られているが、9月からボウイはツアー・メンバーを刷新し、その後、ツアーを「フィリー・ドッグス・ツアー」と改名していて、その内容がリリースされるのは今回が初めてだとボウイのオフィシャル・サイトで明らかにされている。特にカルロス・アロマーが新しく加わり、ルーサー・ヴァンドロスがバック・コーラスで参加した時期としてもよく知られている。

また「フィリー・ドッグス」というツアー名からも窺われるように、すでに『ヤング・アメリカンズ』を指向するサウンドを探ったものになっているようで、『ヤング・アメリカンズ』の前身作となり、ボックス・セット『フー・キャン・アイ・ビー・ナウ?』で初めて明らかになった未発表アルバム『ザ・ガウスター』(CD6)収録曲も演目に含まれている。

これまでこのライブの音源そのものが散逸していたが、昨年11月にようやくまとめられてボウイの盟友のトニー・ヴィスコンティの手で全体としてミックスされたとサイトでは明らかにされている。アナログ3枚組としてリリースされ、実際のライブの全内容が収録されているという。

また、1971年にごく少数だけプレスされたプロモーション盤の復刻作品である『Bowpromo』も今回改めてリリースされるが、こちらは後の『ハンキー・ドリー』に収録される楽曲の別ヴァージョンなどが収録されている。もともとはダナ・ギレスピーというアーティストとのスプリット・プロモーション盤となっていたため、今回はアナログ盤でA面だけにデヴィッドの音源が収録される体裁になるという。音源への参加メンバーは『ハンキー・ドリー』制作時と同じラインナップとなっている。

『Cracked Actor (Live in Los Angeles‘74)』のトラックリストは以下の通り。

Side 1:
Introduction
1984
Rebel Rebel
Moonage Daydream
Sweet Thing/Candidate/Sweet Thing

Side 2:
Changes
Suffragette City
Aladdin Sane
All The Young Dudes
Cracked Actor

Side 3:
Rock ‘n’ Roll With Me
Knock On Wood
It’s Gonna Be Me
Space Oddity

Side 4:
Diamond Dogs
Big Brother
Time

Side 5:
The Jean Genie
Rock ‘n’ Roll Suicide
John, I’m Only Dancing (Again)

Side 6:
David Bowie logo etching

『Bowpromo』のトラックリストは以下の通り。

1. Oh! You Pretty Things (3.18)
2. Eight Line Poem (2.59)
3. Kooks (3.01)
4. It Ain’t Easy (3.04)
5. Queen Bitch (3.21)
6. Quicksand (5.09)
7. Bombers / Andy Warhol Intro (3.39)

RO69(アールオーロック)