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【ルヴァン杯】大久保 移籍早々レギュラー危うし

東スポWeb 3/16(木) 16:32配信

 J1FC東京は15日、ルヴァンカップ1次リーグ開幕戦(味スタ)で仙台に6―0で大勝した。1日に加入が発表されたばかりの昨季の得点王FWピーター・ウタカ(33)が後半途中から出場し、PKでのゴールを含めていきなり3得点に絡む活躍。これで立場が危うくなってきそうなのが、FW大久保嘉人(34)だ。鳴り物入りで加入したストライカーの居場所はあるのか――。

 今季から東京五輪を見据えた若手強化策として21歳以下の選手を1人以上先発させるルールが導入されたルヴァン杯だが、FC東京はあくまで目先の戦いを重視した。0―3で敗れた11日のG大阪戦からの立て直しが急務。篠田善之監督(45)はこれまで出番が少なかった選手にアピールの場を与え、今季公式戦初先発のリオ五輪代表MF中島翔哉(22)が2得点と期待に応えた。

 そんな試合でしっかり存在感を見せつけたのが、FC東京デビューを果たしたウタカだった。コンディションは100%から程遠いにもかかわらず、広島で昨季得点王に輝いた実力を存分に披露。後半30分にDF森重真人(29)から譲ってもらったPKを決め、同43分には中島のゴールをアシストして連係の良さもアピールした。

 FC東京でも額面通りの活躍をしてくれそうな新戦力は「まだ90分は難しいコンディションだが、試合を重ねていけば良くなっていく自信はある」と笑顔。指揮官からは「ウタカはPKを譲ってもらったところにも信頼度が表れているし、技術の高さにも納得している。彼もプレーに値するパフォーマンスを見せてくれた」と合格点を与えられた。

 こうなってくると、ポジションがかぶる大久保との兼ね合いが最大の問題となる。篠田監督は前線のポジション争いについて「選ぶのは大変だが、ゴールはその指標になる。いい結果を出して(戦う)姿勢を見せた選手が試合に出れる」。大久保はリーグ戦開幕から3試合ノーゴールでG大阪戦ではPKを外し、中島らチームメートとの連係に課題を残しており、このままウタカに軍配が上がってもおかしくはない。

 最善は大久保とウタカの共存。だが、ウタカは広島でもFW佐藤寿人(35=名古屋)との共存を期待されながら、結局自分が1トップのポジションをつかんだ。まさに“両雄並び立たず”といったタイプのFWだ。

 この日は休養でスタンドから戦況を見守った大久保は、早くも窮地に立たされた格好。新旧得点王の争いはどんな決着を見せるのか。

 川崎で3年連続得点王(2013~15年)に輝いた意地を見せたいところだ。

最終更新:3/17(金) 11:25

東スポWeb

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