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小学校の「謝恩会」参加者が満足する企画のポイントは?

3/16(木) 14:00配信

ベネッセ 教育情報サイト

卒業式のあとに、保護者が学校や先生に感謝を伝える目的で開かれる謝恩会。開催の有無、参加費、催しの内容などについてアンケートを行いました。満足度の高い謝恩会には共通しているポイントがあるようです。「謝恩会」の準備を担当されているかたはぜひ参考にしてください。

小学校の謝恩会 自由参加が多く、参加しない人も多数

最初に、お子さまが卒業した小学校では「謝恩会」が開かれたかどうか、開催されたというかたには、「謝恩会」に参加したかどうかを聞きました。

「開催された」という回答が、半数を下回る結果になりました。「準備するのが大変」といった理由から、年々開催する小学校は減っているようです。実際に「謝恩会の準備などをPTA役員が負担に感じるならば、無理に継続する必要はないと思う」という声も寄せられました。また、謝恩会が開催されたという場合でも、自由参加の場合が多く、実際に参加したかたは、そのうちの約6割という結果になりました。

一方で、謝恩会に参加したかたの満足度は高く、アンケートの回答をみると「中学校だとこんなに親どうしが集まる機会もないので、最後の思い出として積極的に参加することをおすすめします」「多くのかたがたと最後にお話することができる場所なので楽しんでほしい」という声が多数寄せられました。中学生になると保護者が学校に出向く機会が減るため、「進学した後も連絡が取れるよう連絡先の交換をしておくと良いと思う」というアドバイスもありました。

PTA主催が多いものの、保護者有志による開催も

次に、謝恩会が開催されたというかたに、謝恩会の主催者、参加費用、企画内容について聞きました。

多くの小学校では、PTA主催で行われているようです。参加費用は5,000円以下が半数以上という結果になりました。企画内容としては、食事中心のところが多く、その他余興や先生や保護者からのスピーチを実施する謝恩会も多いようです。

アンケートでは、これから謝恩会を企画するかたへのアドバイスも書いてもらいました。以下、いくつか保護者の声をご紹介します。

●「費用をあまりかけず、気軽に参加できる雰囲気の謝恩会が良いと思う」
●「派手な演出がなくても、先生への感謝を伝える場になれば、和やかに時間を過ごせると思います」
●「子どもの思い出に残るような会が良いと思う。保護者はサポートに徹して、演出などしないほうが良い」
●「派手な演出をしなくても、心のこもった会のほうがあとあとまで印象に残る」
●「お金のかかる食事会や飲み会より、心のこもった会でも十分に先生がたに喜んでもらえると思います」

寄せられた回答を見ると、多くの保護者が、派手な演出や豪華な食事を提供するよりも、シンプルに先生に感謝を伝えることをすすめていることがわかります。また、「仲の良いお母さんどうしでかたまってしまったので、他のかたと交流できなかった」など、仲の良い保護者どうしが近い席に集まってしまい、グループに所属していない保護者が疎外感を感じてしまったという声もありました。席をあらかじめ決めておく、会の途中で席替えをするといったことも考慮する必要がありそうです。

また、先生に感謝を伝えるための謝恩会ですが、PTAや学校が主催ではない場合は、先生が参加できない場合もあるようです。実際に「学校によって先生は参加できないことがあるので、よく相談したほうがよい」「少し前と違い、先生は参加しないことが多くなっている」といった声が寄せられました。有志で実施する場合は、先生にご参加いただけるかを事前に確認してから、企画内容を考えると良いですね。

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