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<沖縄反基地運動>山城被告の長期勾留に人権団体批判

毎日新聞 3/17(金) 12:37配信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設などに抗議する活動を巡り威力業務妨害罪などに問われ、17日に初公判を迎えた沖縄平和運動センター議長、山城博治被告が最初に逮捕されたのは昨年10月17日。勾留は約5カ月間に及び、国際人権団体などから批判が相次いできた。

 刑事法学者のグループが「不当に長い拘禁」と批判する「緊急声明」を発表した他、作家の落合恵子さんや鎌田慧さんらも早期釈放を求めている。さらに国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、2015年に悪性リンパ腫で入院した山城被告の健康状態を懸念し、早期釈放を呼び掛けている。

 この間、弁護側は保釈を求めてきたが、那覇地裁は「証拠隠滅の恐れがある」と却下し、最高裁への特別抗告も2度退けられた。元東京高裁部統括判事の木谷明弁護士は「比較的軽微な犯罪で証拠隠滅の可能性は乏しい。もし心配なら条件付きで保釈すればいい。長期の勾留は適切ではなく『反対運動をつぶすためだ』との見方をされても反論できないのではないか」と話す。【佐藤敬一】

最終更新:3/17(金) 12:47

毎日新聞

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