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森友小問題 籠池氏23日に証人喚問 「首相から100万円寄付」

産経新聞 3/17(金) 7:55配信

 学校法人「森友学園」(大阪市)の籠池泰典氏は16日、同法人が開校を目指していた小学校の建設費に関し、「安倍晋三首相の寄付金が入っている」と述べた。大阪府豊中市の小学校用地を視察した参院予算委員会理事らに語った。首相は寄付の事実を否定した。自民、民進両党は発言の真意を確かめるため、23日に衆参両院の予算委員会で籠池氏の証人喚問を行うことに合意した。

 学園理事長を退任する意向の籠池氏と面会した参院予算委の福山哲郎理事(民進)は16日のテレビ東京番組で、籠池氏が「平成27年9月に首相の昭恵夫人を講演に招いた際、『首相からだ』として100万円を受け取った」旨の説明を受けたと明らかにした。

 これに対し、菅義偉官房長官は記者会見で「首相は自身でも、昭恵夫人や事務所、第三者を通じても寄付をしていない」と否定した。「念のため夫人個人が行ったかどうかについても現在確認している」とも説明した。

 首相は16日、官邸で記者団に「官房長官が説明した通りだ」と語った。首相は昭恵夫人に事実関係を確認。周辺に対し、昭恵夫人が「27年ということであれば全く記憶にない。領収書も確認し、同行者にも聞いたが、そんなことはない」と否定したことを明かした。

 首相はこれまでの国会答弁で、小学校の設置認可などに関し「私や妻、事務所は一切関わっていない。もし関わっていれば首相も国会議員も辞める」と説明してきた。学園側が「安倍晋三記念小学校」の名前で行った寄付金集めへの関与も否定している。

 籠池氏は参院予算委のメンバーとは別に、民進など野党4党の議員とも豊中市内の自宅で面会し、記者団に「国会で全て話す」と語った。籠池氏の証人喚問は、16日の自民党の竹下亘、民進党の山井和則両国対委員長の電話会談で決まった。自民党は野党が求めていた籠池氏の参考人招致を拒否してきたが、「首相からの寄付金」発言を受け、偽証罪が適用される証人喚問に“格上げ”して受け入れる方針に転換した。

最終更新:3/17(金) 7:55

産経新聞

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