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AKB48・田野優花、20歳の誕生日を村井良大ら共演者に祝われ「今までで一番の誕生日」と感激

デビュー 3/17(金) 23:23配信

 2017年4月にシアタークリエで上演される、ブロードウェイ ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』の公開稽古が17日、都内稽古場にて行われ、チャーリー・ブラウン役の村井良大やスヌーピーを演じる中川晃教らキャスト陣が、同作品の名曲『サパータイム』などのミュージカルナンバー3曲を生披露した。

【写真】『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』公開稽古の模様

 原作は、1950年の連載開始から60年以上経った今も世界中で読み継がれている、チャールズ・M・シュルツ著のコミック『ピーナッツ』。オフ・ブロードウェイでミュージカル版が上演されて以降、日本でも過去に、故・坂本九や小堺一機、市村正親らの出演で上演されてきた同作品が、ミュージカル化から50周年を迎える2017年に、村井良大や中川晃教ら個性豊かなキャストを迎えて再び日本で上演される。

 演出を手がける小林香氏は「ピーナッツの4コママンガを繋げて作られたミュージカルで、マンガを基にしているということで、子供っぽいミュージカルではないかと思われがちですが、大人になればなるほど、このミュージカルの奥深さに気づく作品です」とコメントし、「家族や友人、愛する人と幸せな生活・暮らしを築くのに、ちょっとしたヒントがいっぱい詰め込まれているミュージカルです」とアピール。

 ます最初に披露されたのは、同作品のタイトルにもなっている『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』。主人公のチャーリー・ブラウンを、飼い犬のスヌーピーをはじめとする個性豊かなキャラクターたちが褒め称える。しかし、何をやっても冴えないチャーリー・ブラウンは、今朝もスクールバスに乗り遅れそうになってしまう…という同ミュージカルの代表的なナンバーの一つ。キャスト陣がステージ全体を使って踊り歌う姿が印象的な元気いっぱいの明るいナンバーに会場からも笑みがこぼれる。

 小林氏は「この楽曲には、後に気づかされる深いテーマが隠されている」と明かし、「チャーリー・ブラウンが『きみはいい人だ』と散々言われているにも関わらず、彼だけはそれがどういうことなのかわかっていないという非常にシュールなシーンですが、最後の最後に、“あ、こういうことだったのか!”と納得してもらえる、最初の伏線になっています」と説明。

 続いて2曲目は、東山光明が演じる、芸術を愛する天才音楽少年・シュローダーが、敬愛するベートベンの誕生日を祝福するナンバー『ベートベン・デイ』。シュローダーによる力強いソロもあるパワフルな楽曲で稽古場の空気が一気に変わる。そして最後には、スヌーピーのイチ大ナンバー『サパータイム』。本来は「とにかく踊りまくっている状態ですが、一部出来上がっていないところがある」ということで、歌唱のみの披露だったが、夕ご飯が楽しみでしかたのないスヌーピーの高揚がビシビシと伝わってくるナンバーに、ダンスがついた完全版はどんな風に仕上がるのか、本番への期待が高まる歌唱披露だった。

 「ダンスが多いミュージカル」(小林氏)という本作。カンパニーの中では、持ち前のダンス力を活かし「ダンスリーダー」として頼りにされているというチャーリーの妹・サリーを演じる田野優花(AKB48)。「みんな想像以上に(ダンスの振りを)聞いてくる。この前も同じこと聞いたなって。でも楽しいので教えちゃいます」と田野が笑顔をみせると、村井も「優しいんですよ、うちのダンスリーダー。でも、台詞も含めなんでもすぐに覚えるよね」と称賛。すると田野は「そうですかね?」と謙虚に答えつつ、「もう、やめてください!恥ずかしい」と赤面。

 また、今月7日に迎えた田野の二十歳の誕生日をキャスト全員でお祝いしたというエピソードを告白。中川からのバースデーソングの生歌で、涙したという田野は「あの動画はめっちゃ宝物です。すごく感動しました。今までで一番の誕生日でした」と興奮気味に振り返った。

 古田一紀が演じるルーシーの弟・ライナスは、肌身離さずいつも青い毛布を抱えているのがお馴染みのキャラクター。その“安心毛布”にちなみ、”日ごろ必ず身につけているもの”を聞かれたキャスト陣。古田は「ネックレスを身に着けています」と語ったものの、この日だけしてなかったということで、「今日だけはつけてこなかったんですけど(笑)。オシャレだし、ワンポイントあったほうがいいかなって思って」と無邪気な笑顔を見せ、田野は「この舞台を機に、ワイヤレスのイヤホンを買って。すごく動きやすくてそれをほぼ毎日つけています」と告白。

 中川は「台本。移動中とか一人のときとか、いろんなタイミングで覚えるので、持っているだけで安心する」と語り、村井は「水素水にハマっていて、それを稽古中に飲んでいます」とコメント。ルーシー役の高垣彩陽は「私は携帯。携帯を忘れた日は、どんな連絡が入っているんだろうって不安になるし、落ち込みます。それに稽古動画が携帯に送られてくるので、稽古的にも日常的にも常に持っていないと不安です」と明かした。

 また、東山は「僕はリップクリーム。今も本当は控え室に行って塗ったくりたいくらい。ここ(唇)が潤ってないと落ち着かない」と語り、「なので、あらゆる服のポケットに入っている。それこを、3つくらい入っていることもあります」と明かすと、高垣が「ミッツ(東山の名前:ミツアキ)だけに!?」とツッコミ、笑いを誘う。

 本作について村井は「(出演者は)この6人しかいないのですが、このメンバーで作り上げるパワーとエネルギーが随所に表れている。音楽としても、ストーリーとしても素晴らしいし、『ピーナッツ』の世界観を存分に楽しめるミュージカルになっています」とアピール。そして「明日また頑張ろうっていう、生きる喜びやパワーをもらえるミュージカルになっていると思うので、ぜひ見ていただきたいです」と呼びかけた。

 そして高垣が「お芝居の部分にも音楽がついていたり、それがうまくリンクしていたり、かなりIQの高いミュージカル。音楽の仕掛けがいっぱいある」と語り、「これが50年前の作品なんだ!と思うし、こうしてメモリアルイヤーに、このメンバーで日本で上演できるっていうのは幸せなこと」と喜びを噛み締める。そんな高垣に対して中川は「ソプラノのキレイな声かと思いきやダミ声とか、声色をいろいろと使い分けていて、さすが声優ならではだなって思いました」と絶賛。

 さらに中川は「大人が見ても“あ、こういうことあったよね”って、どこか自分の人生と照らし合わせることができる上質なミュージカル。僕たちのチームワークと、この作品が持つ普遍性とかが、劇場でカチっとハマった瞬間、きっと最高の時間をお届けできるという確信に満ちています。その辺、いろいろと感じてもらえるように僕たちも頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。

 ブロードウェイ ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』は、4月9日(日)~25日(火)までシアタークリエにて上演。その後、福岡、大阪、愛知で上演される。

最終更新:3/17(金) 23:25

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