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レキオファーマのウコン由来サプリ、軽度認知症に改善効果 7月に学会で発表

3/17(金) 5:10配信

沖縄タイムス

 創薬ベンチャーのレキオファーマ(奥キヌ子社長)が開発し、ウコン由来のクルクミンを使ったサプリメント「メモリン」に軽度認知症者の症状を改善、維持させる効果があることが分かった。順天堂大学院客員教授の田平武氏が臨床試験で明らかにした。7月に日本早期認知症学会で発表する。

 臨床試験は2014年から16年まで軽度認知症者37人を対象に実施。メモリンを1日2粒飲んでもらい、医師との会話で症状を評価するテストで、進行を確認した。21人でテストの点数が改善し、15人は維持された。悪化は1人だった。

 認知症で多いアルツハイマー型は、脳の老廃物のタンパク質が脳内で固まることが原因とされる。クルクミンは固まったタンパク質を乖離(かいり)させ、固まるのを防ぐ効果も確認されている。

 水に溶けず、体内に吸収されにくいため、同社は肝油の成分を配合するなどし、吸収率を高め、02年に特許を取得している。

 メモリンは、体内でのクルクミンの成分変化を抑える黒コショウ成分のピペリンなども配合している。

 奥社長は「社会的な課題になっている認知症の予防に役立たせたい」とした。(政経部・照屋剛志)

最終更新:5/5(金) 18:40
沖縄タイムス