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車部品をCTスキャン アイシン、日本装置が開発

3/17(金) 2:43配信

北國新聞社

 アイシン軽金属(射水市)は16日、日本装置開発(長野県安曇野市)と共同で、自動車向けの部品をCTスキャンできる新システム装置を開発したと発表した。医療用スキャンのように部品内部をX線で撮影することで、欠陥の有無を素早く解析できる。出荷前に全部品の品質保証が可能になる。

 部品は次世代オートマチックトランスミッション(変速機)の一部で、アルミを金型に流し込んで鋳造する「ダイカスト」工法で製造される。成形時に気泡が残り、強度にばらつきが出る課題があったが、新システムでは1個当たり1分で気泡の大きさが判定できる。小型装置にシステムを組み込み、生産ライン内で検査を完了できる。

 アイシン軽金属では既に3台を導入しており、6月に稼働予定の新工場にも導入する計画だ。河原嘉史社長は「軽量化が求められる次世代車や他業種にも採用を図っていきたい」と話した。

 CTスキャンシステムは機械振興協会の第14回新機械振興賞で同会長賞を受けた。

北國新聞社

最終更新:3/17(金) 2:43
北國新聞社