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在来線比で乗客68%増/北海道新幹線

Web東奥 3/17(金) 10:59配信

 JR北海道は16日、26日に開業1周年を迎える北海道新幹線の利用実績(2016年3月26日~17年2月28日)を発表した。この期間、新青森-新函館北斗間の利用者は1日当たり約6500人で、約3900人だった在来線時の実績(中小国-木古内間の特急・急行利用者数)を68%上回った。利用実績を基にした東奥日報紙集計では、2月末までの北海道新幹線の利用者数は約222万人に上った。
 駅別の1日当たりの乗車人数(団体客・入場券利用者除く)は、奥津軽いまべつ駅(今別町)が約60人、木古内駅(北海道木古内町)が約100人、新函館北斗駅(同北斗市)が約2100人。期間全体の乗車率は33%だった。
 同社広報部は約11カ月間の利用実績について「堅調に推移することができたのではないか」と評価した。
 月別の利用者数は、北海道への観光需要が大きく、帰省時期と重なる8月が約9600人と最多。乗車率も48%と期間中で最も高かった。一方、12~2月は1日当たりの利用者が5千人を切り、乗車率も12月から24%、19%、19%と低水準だった。冬季の利用が課題として浮き彫りになった。
 運行状況では、2月末までの運行本数約9130本に対し、運休は8月の台風接近時など計15本。1分以上の遅れがなかったことを表す定時運転率は97.4%だった。開業後初めて迎えた冬季は、1月に氷雪を原因としたポイント不転換による遅れが1件あったが、それ以外は目立った遅れはなかったという。
 同社は2年目以降の利用促進に向け、冬季など閑散期に柔軟な割引が可能なインターネット商品を販売する方針を示した。
 また開業1周年企画として、4~6月のゴールデンウイーク期間を除く日曜日限定で、JR北海道全線を自由に乗り降りできる「日帰り周遊パス」を発売する。料金は大人3千円、子ども1500円。特急券を購入すれば、新幹線・特急も利用できる。県内では新青森駅と奥津軽いまべつ駅で販売する。

東奥日報社

最終更新:3/17(金) 14:00

Web東奥