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【WBC】中田が激白!「小久保監督に覚悟なかったら辞退していた」

スポーツ報知 3/18(土) 5:02配信

 【フェニックス(米アリゾナ州)17日=ペン・小谷真弥、盆子原浩二、カメラ・堺恒志】WBC日本代表の中田翔内野手(27)が、小久保裕紀監督(45)、右足首痛で不参加となった日本ハム・大谷翔平投手(22)にささぐ世界一を誓った。羽田空港からのチャーター機でアリゾナ入り。チームの中心として、準決勝(日本時間22日午前10時、ドジャー・スタジアム)に臨む意気込みを激白した。

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 自分のためだけじゃない。野手最年少の23歳で臨み、4強止まりだった13年大会は6試合で21打数6安打、打率2割8分6厘、0本塁打、2打点だった。あれから4年。アリゾナの地に立った中田はワン・フォー・オールの精神で満ちていた。

 「前回は(緊張で)テンパりすぎて右も左も分からなかった。変な話、チームの勝ち負けはどうでもよく感じてた。緊張しすぎて、みんなが喜ぶから喜ぶみたいな…。でも、今回は違う。年下選手も多い。いろんな責任を背負っている。チームのために頑張るだけ」

 特別な思いを抱いている相手が2人いる。まずは小久保監督だ。少年時代、通算413本塁打を放った指揮官に憧れた。侍監督に就任した13年から主軸として起用された。それだけじゃない。代表監督として見せる献身的な姿勢。15年の国際大会「プレミア12」でのV逸で世間の批判を一身に浴びたが、忠誠心は増した。

 「周りでごちゃごちゃ言う人は正直いる。でも、オレには関係ない。すごい人だし、すげぇ選手に気を使ってくれる。扱うのはみんな違うチームの選手たち。(他の人が代表監督なら故障を恐れて起用法に)腰を抜かすと思うよ。それで負けたらいろいろと言われる。日本中の重圧がある中で、小久保さんには覚悟を感じる。正直そこを感じなかったら、(調整の難しい開幕前で)オレは腰が痛い、手首が痛いと辞退していたと思う。小久保さんを喜ばせたい気持ちは強い」

 心をわしづかみにされた出来事があった。11日の全体ミーティング。強豪オランダ戦を翌日に控え、緊張感が張りつめる中での第一声だ。

 「『今日は菊池の誕生日。おめでとう』と手をたたいてから始まった。ふつう、代表監督が言うか? 全部調べてるんだよ。細かいところから。周りを思わない人が監督だったら、誰も付いていかない。1次ラウンド(R)敗退だと思う。オレは小久保さんだからこそ絶対にやろうと思っているし、他にも感じている選手は絶対にいる」

 もう1人が同僚の大谷だ。昨年の日本シリーズ中に右足首を痛め、今大会は不参加となった。2月中旬の名護キャンプ中。二刀流から「中田さん、頑張ってきてください」と声をかけられ「任しとけ」と答えた。短い会話だったが、無念の表情が今も脳裏に刻まれている。

 「翔平のためにも頑張らないとダメ。一番出たかったのはアイツ。一番照準を合わせていたと思うし、メジャーにアピールできる舞台だった。(復帰即アーチで)『おまえ、出られただろ』と思ったけど(患部は)相当痛いみたいだからね。今は同僚としてシーズンへ合わせてもらいたい」

 温水洗浄便座が常備されていない決戦の地。昨年の米アリゾナキャンプで悩まされたが「本当に大事」と携帯用を持参した。1、2次Rは打率2割9分4厘、3本塁打、8打点。短期決戦で勝負強さを見せた。

 「栗山監督なら『当たり前』って言うよ。『オレは打てる』と思ってやっているけど、難しいな。まだチャンスをものにできているが、もっとできたという気持ちはある」

 15日のイスラエル戦は腰の張りで欠場したが大事には至らず。今後の戦いに支障はない。侍の中心として世界一へ―。喜ぶのはもっと先と決めている。(小谷 真弥)

最終更新:3/18(土) 11:35

スポーツ報知

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