ここから本文です

<玄海原発>佐賀知事、再稼働判断は4月以降に

毎日新聞 3/18(土) 21:04配信

 九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働について、佐賀県の山口祥義(よしのり)知事は18日、県内市町長を集め意見を聴いた。県内全20市町のうち伊万里市など従来から反対している3市長が改めて異議を唱え、他は容認や賛否不明だった。山口知事は近く原発事故が起きた福島県を視察し、4月以降に同意するかどうか判断を示す見通し。

 佐賀市で会合があり16市町長が出席し、欠席の4人も文書で意見を寄せた。伊万里市の塚部芳和市長は「伊万里市と原発からの位置や人口が近い福島県南相馬市に行った。立地自治体だけの問題ではない。ゴーストタウンになる恐ろしさを感じた」と改めて反対を表明。嬉野市の谷口太一郎市長も「福島原発事故も6年前に起きたばかり。国は避難の問題は自治体任せ」と述べ、神埼市長も反対した。

 一方、小城市の江里口秀次市長は「再稼働してもしなくても原発はなくならない」と容認。有田町の山口隆敏町長も「専門性が高く素人が議論することではない」と述べた。

 山口知事は会議後「私自身も(再稼働の)方針は示しているが絶対という意識はない」と話し、意見を踏まえて判断する考えを示した。【関東晋慈】

最終更新:3/18(土) 21:20

毎日新聞