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人生やりなおしたい? “青春時代に”タイムリープする映画の魅力

3/18(土) 12:10配信

dmenu映画

昨年、是枝裕和監督が「女子高生とタイムスリップという題材からは離れないといけないのではないか」と大ヒット中の『君の名は。』(2016年)の感想を求められて発言し、話題を呼んだ。最近、特に「学生時代を舞台に、時間をさかのぼる」映画が連発され、この春は3作品が相次いで公開されている。各作品、どのようにこの題材に向き合っているのだろう?

『ReLIFE リライフ』:ニートが高校生活をやり直し!

誰しもが一度は高校生の頃に戻りたい!……なんて思うかもしれないが、その願いがもし叶ったら? というのが、アニメ化もされた人気コミックが原作の『ReLIFE リライフ』(4月15日公開)。ニートを対象とした社会復帰プログラム「リライフ」に参加した主人公・海崎(中川大志)が1年間限定で高校生活をやり直すというもので、見た目は10歳若返るものの、実際の時間は遡らずに中身は27歳のままという設定がミソ。

最初はプログラム終了後の就職斡旋を目当てにクラスメイトには深入りせずに1年をやり過ごそうとしていた海崎。ところが、人生経験も豊富なだけに、同級生らに的確なアドバイスを送っているうちに信頼され、絆で結ばれていく。だが、関係が深まる程1年後には関わった相手から自分の記憶がなくなってしまうという「リライフ」のシステムがせつなさと絆の尊さを倍増させる。

『サクラダリセット』:仲間を守るためにやり直し!?

3月25日(前編)&5月13日(後編)公開で人気ライトノベルが原作の『サクラダリセット』の舞台は、特殊な能力をもった人々が集められた街・咲良田市。そこで暮らす“記憶保持”の能力をもつケイ(野村周平)と時間を遡る能力を持つ少女・春埼美空(黒島結菜)の2人と、仲間たちの物語を描く青春ミステリー。“リセット”の一言で最大3日分、世界を巻き戻す事ができる美空とケイは、かつて能力のために死んでしまった同級生を救おうとする。

だが、他の能力者たちも関わり、物語は思いも寄らぬ展開に発展していく。それぞれが異なる能力を持つ人々と、彼らを管理する者たちの物語はまるで人気アメコミ「X-MEN」シリーズのようでもあり、SF的な仕掛けが楽しい。

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最終更新:3/18(土) 12:10
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