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無断早退2年間で267回繰り返す 出張所長を減給 千葉市消防局

3/18(土) 10:09配信

千葉日報オンライン

千葉市消防局は17日、約2年間にわたり267回、勤務終了時間前に無断早退を繰り返したとして、花見川消防署畑出張所の所長男性(59)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分としたと発表した。また、無断早退を5回した同署幕張出張所の所長男性(60)を戒告の懲戒処分にした。

 同局人事課によると、畑出張所長は2014年10月~昨年12月の間、勤務終了時間(午後5時15分)の10分程度前に無断早退を繰り返した。同課の聴き取りに対し「持病での通院と母親の介護があり、早く帰りたかった」と話している。

 幕張出張所長は昨年10月5日~12月28日の間、終業10分程度前に無断早退を5回行った。「母親の食事の世話をしたかった」と話している。

 市役所に1月23日、熊谷俊人市長宛ての匿名投書が届き判明した。市では勤務管理にタイムカードなどを導入しておらず、出張所は各所長が出勤簿を付けていた。本人や他の職員への聴き取りで早退回数と時間を割り出し、無断早退による不正受給額は畑出張所長が30万5991円、幕張出張所長が3万1511円。2人とも今月16日に返還した。

 同課の聴き取りに2人は「部下の模範にならなければいけない管理職がこのような事態を起こし、申し訳ない」などと、反省の弁を述べているという。17日に会見した大麻精一消防局長は「市民の信頼を失墜させる行為。深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 再発防止へ同局は4月以降、管理職の勤務管理方法を考える検討委員会を立ち上げるとした。大麻局長は「帰宅時に本署へ電話させるなどが考えられる」としている。

 同局では昨年9月、救急出動時に不当な休憩を繰り返し時間外手当を不正受給していたとして、当時の救急隊長らが停職などの懲戒処分を受けている。