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【MotoGP】テスト好調テック3ヤマハのルーキーふたり。開幕戦に向けて準備万端

3/18(土) 19:08配信

motorsport.com 日本版

 今シーズンのテック3ヤマハのライダーは、Moto2クラスからの昇格組のジョナス・フォルガーとヨハン・ザルコだが、ふたりはプレシーズンテストで印象的な走りを見せており、開幕戦のカタールGPに向けて準備を整えている。

【写真】昨年までMoto2クラスで日本の中上貴晶と激しい争いをしていたザルコとフォルガー

 フォルガーは、プレシーズンテストで驚きの走りを見せたライダーのひとりだ。特にフィリップアイランドとカタールで行われたテストで、2016年仕様のヤマハM1に乗った彼は印象的なペースを示している。

 カタールで行われたプレシーズンテスト最終日、フォルガーは7番手タイムを記録。このタイムは、総合トップを記録したヤマハワークスチームのマーベリック・ビニャーレスから0.5秒以内、ヤマハのバレンティーノ・ロッシよりも0.3秒以上速い記録だった。

 23歳のフォルガーは、この好調が同地で行われる開幕戦カタールGPで、良い結果につながると考えているようだ。彼は、特にテスト最終日に行ったレースシミュレーションが充実していたことで、自信を深めている。

 開幕戦でトップ10入りすることができるかどうかについて尋ねられたフォルガーは、「そう期待している。不可能ではないと思う」と答えた。

「僕たちがこの冬やってきた準備にとても満足しているし、僕たちは用意ができている」

「フィリップアイランドでクラッシュし、いくらか自信を失っていたが、特にレースシミュレーションを通して自信を深めてきた」

「バイクの理解が進んできたので、コンディションが変わった時でも、今はうまく順応できている。8周か9周した後のタイヤはかなり性能が劣化してくるが、僕はそれでもかなり安定していた」

”地に足が付いている”ザルコ

 フォルガーのチームメイトでMoto2クラスを連覇したヨハン・ザルコは、カタールテスト最終日フォルガーとロッシの間、9番手でセッションを終えた。

 ザルコは2016年仕様のヤマハバイクが”素晴らしい”ポテンシャルを持っていると認めながらも、チームがこの冬に見せた好調さに調子に乗ってはいないと語った。

 開幕戦の”サプライズ”になれるかと問われたザルコは、次のように答えている。

「僕はサプライズにはなれないと思う。僕は自分の仕事に全力で臨んで、レースを終えられれば満足だ」

「1レースで台風の目になるよりも、1シーズンを通して素晴らしい方が良いことだと思うので、僕は地に足をつけてレースを待ち、良い仕事をしたい」

「ヤマハのバイクのポテンシャルはかなり素晴らしい。今はトップライダーたちに近づけるので、笑顔になるしやる気がかなり湧いてくる」

Jamie Klein