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「福島の苦しみ共有を」、非核都市宣言の多摩市長が講演

京都新聞 3/19(日) 15:00配信

 東京電力福島第1原発事故後に「非核平和都市宣言」を制定した東京都多摩市の阿部裕行市長(61)が18日、京都市左京区の京都教育文化センターで講演した。来場者約100人とともに、核兵器廃絶や放射能被害のない社会づくりを考えた。
 宣言は第2次世界大戦での原爆投下や原発事故に触れており、2011年に制定。阿部市長はまず、「福島の原発は東京都民のために発電している。福島の苦しみを私たちも共有すべき」と宣言に込めた思いを説明した。
 さらに、被爆地の広島や長崎へ小中学生らを派遣する市の事業に参加希望者が多いことや、各地で明らかになっている「原発いじめ」に反対する催しを地元商店街や自治会が主催していることなどを紹介し、「宣言が市民に根付き、子どもたちが人間性を培っていることが誇りだ」と述べた。
 阿部市長の後、「自由と平和のための京大有志の会」メンバーの京都大人文科学研究所の藤原辰史准教授(40)も講演した。講演会は市民団体などでつくる「核兵器廃絶ネットワーク京都」が主催した。

最終更新:3/19(日) 15:00

京都新聞

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