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ブルゾンちえみもびっくり!? 次世代を絶対に担わない“イイ女”像3

3/19(日) 21:00配信

ELLE ONLINE

ドラマや映画において、登場人物のキャラクターは非常に重要。だからこそ、制作者側はヒロインや友だち役を共感しやすいように脚色しがち。でも、2017年に生きる私たち女性が気づいてしまった「すでに化石となった女性像」を、ステレオタイプなイイ女キャラを演じてブレイクしているブルゾンちえみ風に、上から目線であげつらう!

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その1 清純派演出

例えば、お団子ヘアにメガネで化粧っ気なくせばモテるだなんて思ってない? じゃあ質問です、ソフィア・コッポラ、いま「ミルクフェド」着てますか? 着てない。清純、純潔、でも自立してます……って見た目で伝えたいのはわかるけど、そんな矛盾状態から急速に典型的美人像に化けるなんて到底無理。『プリティ・プリンセス』の主人公みたいに実は王位継承者でもない限り。いい? キャシー、こんな女、2001年にハリウッドの製作陣が考えた“共感しやすいヒロイン像”のひとつってことを忘れないで。ただの妄想。

その2 現代版悲劇のヒロインアピール

上田くんありがとう、池田くんありがとう。金曜の夜はひとりでワインを開けて、ピザをつつきながらネットフリックス三昧。現代人が最も共感しやすいこんな現代版悲劇のヒロイン像、今でも追いかけていませんか? ベッキー、ひとつ言わせてもらっていい? これもみんながそうなったらいいな、って思っているからドラマでウケるの。現実世界で「かまって」ってオーラ出してたら絶対にイタいのに、ドラマでは都合よく誰かしらが心配して来てくれるから夢を見させてもらえるの。「New Girl / ダサかわ女子と三銃士」何シーズン続いてるか知ってる? シーズン6。

その3 あえて恋敵と対照的な存在になる

自己主張が強めのハイヒールを履いてる、お金目当ての、ナルシストで男癖の悪い友だちをライバル視するあまり、正反対の皮肉屋のコンバースを履いた女子になる必要がある? アハッ、ダメウーマン。別名「彼女はミニスカート、私はTシャツ」テクニック……テイラー・スウィフトが歌った“ユー・ビロング・ウィズ・ミー”の2分間の曲中ならまだしも、現実世界では還元主義的で深みも何もないステレオタイプの女の子になったって、ライバルに勝てる保証なんてないから。ブルーオーシャン狙ったつもりでも、争いは終わらないのよ。
(translation&text: Naoko Ogata)

最終更新:3/19(日) 21:00
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