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観光列車「リゾートしらかみ」、秋田から鉄道博物館へ 車内はフルフラット席も

3/19(日) 11:54配信

乗りものニュース

クルーズトレイン「四季島」と同じく

 鉄道博物館(埼玉県大宮区)で2017年3月19日(日)より、観光列車「リゾートしらかみ」車両の展示が始まりました。

【写真】観光列車「リゾートしらかみ」の車内

「リゾートしらかみ」は秋田県と青森県を結ぶJR東日本・五能線の観光列車で、日本海や岩木山、リンゴ畑などの風景、そして沿線の味覚、文化を車内で楽しむことが可能。今年で運行20周年になる、「観光列車」の代表的なもののひとつです。

 このたび鉄道博物館に展示されるのは、「リゾートしらかみ」車両のうち2016年7月に登場した最新型のHB-E300系「ブナ(正しくは「木」に「無」)」編成です。まもなくの5月にデビューするJR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」や秋田新幹線E6系などと同じ、奥山清行さんが代表をつとめる「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインを担当。外観は、ブナの木立をグラデーションで表現し、ナチュラルなグリーンの濃淡で優しい木漏れ日を感じさせるものにしたといいます。

 またこの車両は、ディーゼルエンジン発電機と蓄電池を動力源とする「ディーゼルハイブリッド車」で、燃料消費量や排気中の窒素酸化物(NOx)などを低減。電気が必要なときだけエンジンが動き発電するため、ディーゼルカーに比べ静粛性もアップしているといいます。

「リゾートしらかみ」ブナ編成、その車内は? フルフラット状態も可能

 鉄道博物館における「リゾートしらかみ」展示では、車内の見学もできます。

 先頭車両には展望室とイベントスペースが用意され、前面展望が楽しめるほか、運行時にはイベントスペースで津軽三味線の生演奏などを実施。ほかの号車に乗っていても、モニターを通じてその様子が楽しめるようになっています。

 2号車は半個室のボックス席。その一部は座席を動かしてフルフラット状態にでき、靴を脱いでくつろぎながら、五能線の絶景を楽しむことが可能です。3号車には地酒や「ぶなの森アイスクリーム」といった名産品を味わえる「ORAHO(おらほ)」カウンターもあります。

 また車内は全体的に「木」を生かしたデザインになっており、床は秋田杉とのこと。世界自然遺産の白神山地付近を走る観光列車「リゾートしらかみ」らしい、鉄道車両ながら自然を感じられる空間になっているのも大きなポイントです。

 鉄道博物館における「リゾートしらかみ」の展示は、3月19日(日)が18時まで(入場終了17時30分)、3月20日(月・祝)が12時まで(入場終了11時30分)。車内見学混雑時は整理券配布の場合があるほか、時間前に受付終了の場合もあるそうです。また展示期間中、鉄道博物館に五能線エリアの観光情報コーナーが設置され、「なまはげ太鼓」の実演も行われます。

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