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「銀色の銀座線」01系ラストラン密着リポート 地下鉄の踏切、途中から丸ノ内線へ

3/19(日) 17:00配信

乗りものニュース

33年間、走り慣れた銀座線

 東京メトロの「銀色の銀座線」01系電車が2017年3月10日(金)、通常の営業運転を終了。それから2日後の「ラストラン」イベントをもって、銀座線から引退しました。01系は1983(昭和58)年にデビュー。228両38編成が製造されましたが、2012(平成24)年に後継の1000系電車が登場し、数を減らしていました。

【画像】「01系ラストラン」の乗車証 「○鉄」と書く欄も

 33年の長きにわたって銀座線を走り続けた01系電車。2017年3月12日(日)に行われた、ルートも車内も通常の運行とは大きく異なる「銀座線01系ラストラン」の密着リポートです。

「さよなら銀座線01系 メモリアルトレイン」と題されたこのラストランイベント、集合場所は銀座線の上野検車区(東京都台東区)。ここから、銀座線を最後に走る01系に乗車します。駅からではなく車両基地から電車に乗るというのも、珍しいことです。

 イベントの参加者は、「鉄道ファン限定」で100名が募集されました。「メモリアルトレイン」乗車証にも、「私は○鉄です!」と自分で書き入れる欄が。そのため、「メモリアルトレイン」車内は発車前から「撮影会」状態です。別れを惜しむシャッター音が各所から聞こえてきました。ちなみに、応募は1072名からあったといいます。

「メモリアルトレイン」への乗車は、非常時に使用する車両正面の扉から行われました。東京メトロによると、なかなか体験できない方法で乗車し、楽しんでもらう意図もあるといいます。

 なお、最後まで残り「メモリアルトレイン」に使用された銀座線の01系電車は、1991(平成3)年に製造された01-130編成です。また01系は、3両が訓練用として東京メトロに今後も動く状態で残るほか、熊本電鉄で銀座線から引退した4両が「第2の人生」を送っています。

ある条件が存在した「メモリアルトレイン」乗車

「メモリアルトレイン」の中づりポスターには、ラストランを伝える文言とともに、以下のようなコメントが掲載されていました。

「『古くて電気がきえる』銀座線を、『未来の、21世紀の』銀座線へとかえた!! それくらい印象的なデビューでした!」

「大学の通学途中に、嫁さんに告白された思い出の01系」

「チョッパ制御とアルミボディはメトロの誇り! ありがとう01系!」

「走行音がとても好きです! 今でいうと『音鉄』とでもいうのでしょうか。加速、減速時に聞こえる1オクターブ上げたような『レ#』の高さの音が当時から好きです!」

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