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【F1】F1新オーナーのリバティ・メディアに期待するフォースインディア「コスト制限は今のF1に必要」

3/19(日) 17:35配信

motorsport.com 日本版

 これまでコスト制限の重要性を語ってきたフォースインディアの副代表を務めるボブ・ファーンリーは、F1の新オーナーとなったリバティ・メディアがコスト制限に取り組み始めていることを喜んでいるようだ。

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 リバティ・メディアにF1が買収される前、フォースインディアの中でもファーンリーは特に、F1トップチームの権力と分配金について批判の声をあげていた。

 ファーンリーは、リバティがすでにF1の体制を見直して運営に参加している上、F1の平等化を促進するという計画を持っていることに励まされていると語った。

 F1の賞金分配方法を規定している『コンコルド協定』の期限は2020年まで残っているので、2021年までは賞金の分配構造を変えることはできないだろう。しかしそれでもファーンリーは、小規模チームを助ける変更を行うことができると考えている。

「ご存じの通り、フォースインディアと私は過去2年間強く批判してきたし、時に非常に孤独な立場に立っていた」とファーンリーはmotorsport.comに語った。

「その意味で、私たちが過去2年間主張してきたことが主流になってきたのは良いことだ」

「我々が必要だと考えているのは、3つだ。コストを抑制し、収入をより良く分配することだ。その2つの要素が、我々に競争力を与えるだろう」

「あとは参戦権に関してより包括的なシステムがあれば、我々が強く求めているモノが揃う。それらのすべてが、リバティでも議題として挙がっているようで、我々にとっては非常に励みになっている」

 ファーンリーは、近い将来リバティがコストをコントロールすることで競技レベルが上がり、結果的にドライバーがより”ビッグ”なスターになることにつながると語った。

「現時点で、コストを適切にコントロールできるチャンスがある」とファーンリーは語った。

「コストが適切になり、支出を減らすことができれば、同じように収入の重要性も減る」

「そして、そのプロセスを通じてレースをすることができれば、ドライバーが重要な要素になる。才能が高く買われ、ドライバーたちは最高の”商品”となる。それは、ファンにとっても望むところだろう。それは、以前我々が持っていた哲学だ」

 ファーンリーは、現在の財政的な状況に合わせるため、賞金の分配方法の変更は依然として必要だと強調した。

「F1における財政モデルが変化したことを認識する必要がある。以前はスポンサーシップを通じた収入が一番多く、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント/F1運営の権利関係の統括団体)からの収入を上回っていた。今は違う。収入はFOMからのモノが主で、スポンサーからの収入を上回っているんだ」

「その認識が欠けている。それが、より公平な賞金配分が重要となる理由だ」

Valentin Khorounzhiy