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【シンガポール】グラブ、タクシーの運賃確定サービス始動

NNA 3/20(月) 11:30配信

 配車アプリの開発・運営を手掛けるシンガポールのグラブは今週にも、タクシーの予約時に正確な運賃を知ることができる新サービス「ジャストグラブ」を導入する。18日付ビジネス・タイムズなどが伝えた。
 同社のアプリでタクシーを予約する際、ジャストグラブを選択すると、事前に確定した運賃が表示される仕組み。これには距離・所要時間に応じた料金、予約手数料、乗車・降車場所や時間帯による追加料金が含まれ、需要のピーク時に料金が高くなる「サージプライシング」制度も適用される。
 より詳細な内容は今週、明らかになる予定。なおメーター制のタクシー配車サービス「グラブタクシー」は今後も継続して提供され、顧客はジャストグラブと選択が可能という。
 運輸省の公共輸送審議会(PTC)と陸上交通庁(LTA)は17日、グラブとタクシー会社4社に対し、サージプライシング制度を含む事前運賃確定サービスの導入を認める意向を表明した。4社は、グラブと提携するタクシー会社のうち、国内2位のトランスキャブ、プレミア・タクシーズ、公共交運営大手SMRT、電気自動車(EV)を用いるHDTシンガポール・タクシー。グラブによると、プライム・タクシーもこの枠組みに合流する見通しだ。
 一方、タクシー最大手のコンフォートデルグロは当面、サージプライシング制度は採用しない方針だ。代わりに、自社のアプリを通じて予約する顧客に対し、メーター制に基づく新たな固定運賃制度の提供を2~3週間内に開始するとしている。新制度の詳細は明らかにしていない。同社のタクシーも、従来のグラブタクシーで予約が可能だ。
 シンガポールでは1998年にタクシー料金が自由化されているが、業界では料金体系の変更に当たってPTCにお伺いを立てるのが暗黙のルールとなっており、実質的に「認可」が必要な状態が続いている。

最終更新:3/20(月) 11:30

NNA

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